NASA「中国は取ってきた月のサンプルをアメリカにも寄越せ」中国「じゃあアメリカのサンプルと交換で」以降返事なくなった模様

https://www.reuters.com/technology/space/moon-sample-talks-show-space-engagement-by-rivals-us-china-2024-10-23/

NASAのビル・ネルソン長官は、米議員らに対し「1、2カ月前」に会談が国家安全保障上の懸念を生じさせることはないと保証したことを受け、
NASAの当局者が中国側と嫦娥5号の月の岩石に関する北京の貸与契約の条件について協議していると述べた。

ネルソン氏はミラノで世界の宇宙機関が集まる国際宇宙会議でロイター通信に対し、「現在、中国とさらなる説明を行っている」と語った。
ネルソン氏は、中国がサンプルへのアクセスを提供することに同意することで、協議は「前向きに」終わるだろうと考えていると述べた。
中国の嫦娥5号宇宙船は、常に地球を向いている月の側にある火山丘、リュムカー山からサンプルを運び、2020年に地球に帰還した。
6月には、嫦娥6号ミッションは衝突クレーターである南極エイトケン盆地に着陸し、月の裏側からサンプルを持ち帰った。

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https://www.scmp.com/news/china/science/article/3285725/hopes-dim-china-and-us-space-agencies-exchange-moon-samples

両国の宇宙関係者は、アメリカの科学者に貸与される嫦娥5号のサンプルと引き換えに、中国のアポロ月サンプルへのアクセスについて交渉してきた。
しかし、中国は月の石を共有する用意がある一方で、アメリカのサンプルに対する要求には答えられないままだと、この問題に詳しい人々は今週語った。

「基本的に、アメリカ人は我々の月のサンプルを欲しがっているが、我々は彼らのものを手に入れることはできない」と、
北京と香港を拠点とする2人の中国人惑星地質学者は匿名を条件に語った。