「できない理由を考えるのではなく…」👈この後に安倍さんが遺したかった言葉😇

https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO056212/20220718-OYTAT50000/amp/
＜取材ｎｏｔｅ＞安倍元首相　最期の言葉

　奈良市で８日、参院選の応援演説中だった安倍晋三・元首相が銃撃を受け、命を落とした。私は現場で取材中だった。

　銃声が響いたのは、元首相が「彼はできない理由を考えるのではなく――」と話した直後。一瞬、巨大なクラッカーの音に思えた。

　いたずら？　そう思った瞬間、スーツ姿の警察官が山上徹也容疑者（４１）に飛びかかるのが見えた。その前に「救急車！」と聞こえたような気もするが、順番がはっきりしない。

　慌ててカメラを向け、シャッターを切り続けた。画像を見ると、容疑者の姿＝写真＝はとらえているが、銃が写っていない。演説中の元首相を撮るため、ズームを最大にしていたからだ。もう少しズームを引いて周りを撮っていれば、と今は思うが、そんな余裕はなかった。

　怒声と悲鳴が響き渡り、誰もが動転していた。事件から１週間が過ぎても、精神的なショックを引きずっている人がいると聞く。私の場合、「深く考えないようにしている」というのが本音だ。

　気持ちを前向きにしようと、支えにしているのが、元首相が最期に残した「できない理由を――」の一言だ。候補者に向けられた言葉だが、「小さいことでも、できることを考えよう」と、自分の中で勝手に置き換えている。

　あの時、何があったのか。なぜ凶行は起きたのか。現場に居合わせた者として、５０年後、１００年後に７月８日の記憶を残すため、取材を重ねている。

山上「！」

出来過ぎだよな