「紅麹はスタチンと全く同じ副作用を引き起こす可能性がある」10年前の時点でアメリカが注意喚起😧

紅麹で高コレステロール値を下げようとしている場合、サプリメントから期待する効果が得られない可能性があることが、新しい研究で判明しました。

研究者らは、大手小売チェーンから28の異なるブランドの人気錠剤を購入し、これらの紅酵母サプリメントのモナコリンKについてテストした。モナコリンKは紅酵母米に含まれるコレステロール低下化合物で、処方コレステロール薬ロバスタチン（メバコールおよびジェネリック）と化学的に同一である。

テストされたブランドのうち 2 つはモナコリン K をまったく含んでいませんでしたが、他のブランドの効力は、ほとんど無視できる量から一部の処方薬に含まれるロバスタチンの量よりも高い濃度までの範囲でした。

しかし、さまざまなサプリメントのラベルには、各ボトル内の重要な違いに関する情報は何も記載されておらず、コレステロールを下げるためにすでに処方スタチンを服用している人々が紅麹米丸薬を服用することの 潜在的なリスクについて警告するものはほとんどありませんでした。

紅麹米（上図）は、普通のお米を菌で発酵させて赤く染めたものです。さまざまなビールに含まれるアルコールのレベルが異なるのと同様、発酵プロセスの詳細により、生成されるモナコリン K のレベルも大きく異なる可能性があります。

しかし食品医薬品局は、紅麹サプリメントに含まれるモナコリンKの量には制限があると示唆した。例えば2014年、同社は紅麹米製品に1日当たり4mgのモナコリンKが含まれている企業に警告書を送り、これは「ロバスタチンの1日推奨最低用量のほぼ半分に相当する」と指摘した。FDAは、これらの錠剤はサプリメントではなく「未承認薬」に該当すると判断した。

すでに紅麹サプリメントを摂取している場合は、医師に確認してください。または、試してみようと考えている場合は、始める前に医師に相談してください。コーエン氏によれば、低価格の処方スタチンの方が良い選択かもしれない。なぜなら、医師が用量を注意深く管理できるので、自分が何を服用しているのか正確に把握できるからである。

「紅麹はスタチンとまったく同じ副作用を引き起こす可能性があり、その副作用には筋肉、肝臓、腎臓の問題が含まれます」とコンシューマー・リポートの首席医療顧問マービン・M・リップマン医学博士は言う。「そしてさらに重要なことに、それらは標準化されていないため、材料の量や品質を知る方法がありません。」

ローレン・F・フリードマン著
2017 年 6 月 23 日
https://www.consumerreports.org/dietary-supplements/red-yeast-rice-supplements-may-contain-dangerous-surprises/