【四国】早明浦ダムの貯水量が低下、香川県で取水制限始まる！香川県「熱中症対策でお水使っちゃうよね」

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20250902/8030021665.html
早明浦ダムの貯水量低下 香川県などで第１次取水制限始まる

香川県や徳島県の主な水源となっている早明浦ダムの貯水率低下を受け、
水の供給量を減らす第１次取水制限が２日から始まり、香川県は節水を呼びかけています。

早明浦ダムの貯水率は２日午前０時の時点で６６.８パーセントとなり、
平年を１４.７ポイント下回っていて、２日には６０パーセント程度になると予測されています。

このため、国や四国４県などで作る協議会は、２日午前９時から香川県向けの供給量を２０％、
徳島県向けを１５.８％減らす第１次取水制限を始めました。

これを受けて２日、香川県庁では庁舎前に節水を呼びかける看板を設置するとともに、
本館のトイレでは、蛇口から出る水の量を通常の半分ほどに減らすため、
作業員が洗面台の下の水道管のバルブを締める作業を行いました。

こうした作業は、県庁の東館や北館などあわせて５つの県の施設で、４日にかけて行われる予定だということです。

県によりますと、県内に１５あるダムなどの水源を活用することで、
今回の取水制限で一般家庭への影響は出ないようにしたいとしています。

県水資源対策課の平尾誠治課長は「暑い日が続いているので、
熱中症対策として水を使いながらも、大切に利用してほしい」と話していました。