アイゼンハワー「日本人の中国や朝鮮に対する謎優越と我々への劣等感を利用しろ。然れば白人に従属する有色バカの出来上がり」

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これ、まさに日本の戦後を象徴してるんじゃない？戦争に負けて、それまでのアジアでの立ち位置が崩壊した日本に、新しい居場所を与えてやる、しかも「欧米のエリート層に仲間入りさせてやる」って言われたら、そりゃ当時の日本人はグラつくよね。だって、アジアのリーダー気取りだったのに、負けてプライドズタズタなわけだから。そこで「お前ら、特別だよ。俺たちの仲間に入れてやるよ」って言われたら、そりゃ喜んでしっぽ振るわ。

ダレスは、この日本人の複雑な心理を完璧に理解して、それを国家戦略に利用しようとしたんだよ。もしこれが本当に彼の考えだったとしたら、彼は日本の心理学者だったとでも言うべきだね。この「アジアで孤立させつつ、欧米には従属させる」っていう構図は、実際に戦後の日本がたどってきた道と、ある程度は重なる部分があるよね。

これ聞くと、日本人がいかに巧妙に手のひらの上で転がされてきたかっていうのが、よくわかるよね。いや、別にアメリカが悪いとか、日本が馬鹿だとか、そういう単純な話じゃなくて、国際政治ってそういうもんだってこと。相手の弱みや心理を徹底的に分析して、自分の国の利益のために利用する。それが外交の最先端であり、ダレスはその点で、まさにプロ中のプロだったってことだよ。

まあ、だからといって、このダレスの言葉を鵜呑みにして「日本人はこうなんだ！」って決めつけるのも、また違うんだけどね。でも、こういう視点があったっていうのは、知っといた方がいい。でないと、また同じように手のひらで転がされ続けるだけだからさ。