アメリカ音楽業界、Diddy騒動でガチのマジで大騒ぎになる

米人気ラッパーのディディとして知られる大物音楽プロデューサーのショーン・コムズ被告（５４＝９月に性的人身売買罪などで起訴）に対し、９歳児を含む１２０人が性的暴行を告発した。うち２５人が未成年者だという。米メディア「ページ・シックス」が１日、報じた。

テキサス州を拠点とする弁護士トニー・バズビー氏は１日、コムズ被告が行ったとされる過去３０年以上にわたる性的暴行に対する民事訴訟で、１２０人の代理人を務めると発表した。

バズビー氏は「私はこれらの被害者の年齢に焦点を当てたい。この行為がなされた当時の被害者の年齢について話すと、衝撃を受ける」と話した。

コムズ被告の最年少の被害者は当時、わずか９歳だったという。

「当時９歳だった少年は、ニューヨーク市でバッド・ボーイ・レコードのオーディションに連れて行かれ、他の少年たちもオーディションを受けていた」

バズビー氏によると、子供たちは全員、「君をスターにしてあげる」という約束で、テレビや音楽業界への就職を目指していたという。

「ショーン・コムズは、少年と保護者に『レコード契約を結ぶ』と約束し、ショーン・コムズとスタジオ内の他の数人から性的虐待を受けたとされている」

さらにバズビー氏は「別の例では、当時１５歳だった女性がパーティーに出席するためにニューヨークに飛行機で連れて行かれ、そこで薬物を投与され、その後、コムズが同席する中で個室に連れて行かれた。この女性は強姦され、その後、別の人物が交代で彼女を強姦した」と述べた。

１２０人の告発者グループは「男性と女性が均等に分かれている」と指摘した。