イスラエル一般人「我々は被害者なのに何故世界は味方しないの！」ユダヤメディアがガザの実際の状況を全く報じていないせいだった

https://www.theguardian.com/world/2024/jan/06/journalists-see-their-role-as-helping-to-win-how-israeli-tv-is-covering-gaza-war

エヤル・フラタ元国家安全保障顧問は、10月7日のトラウマが生み出した「断絶のドーム」について、
イスラエル人が内側に孤立し、自分たちの痛みを理解しない世界から切り離され、ハマスが戻ってくるかもしれないという恐怖を抱いていると述べている。

批評家によれば、断絶はどちらにも当てはまる。
イスラエル国民は、大量殺人と誘拐に見舞われた自分たちの苦悩が無視されていると感じているが、イスラエルのメディアは、パレスチナ人の苦悩がほとんど存在しない現実を視聴者に見せている。

「彼らはパレスチナ人を安全保障の枠組みの中だけでカバーしている。 女性も子供もほとんど見かけません。
写真家でドキュメンタリー映画作家のアナト・サラグスティは、過去の紛争で軍から独立してガザを取材した数少ないイスラエル人ジャーナリストの一人だ。
それは視聴者やTikTokの兵士たちが望んでいることかもしれないが、彼らが守るために戦っている国家そのものを貶めることになる、と彼女は言う。

「イスラエル・ジャーナリスト連合の報道の自由ディレクターでもあるサラグスティは言う。 「感情の問題ではなく、政策の問題なのです」。

「イスラエル国民の大多数は、世界がなぜ突然我々に敵対するようになったのか、
10月7日に世界の指導者たちがこぞって支援を表明するために護送車を走らせたときのように、なぜ我々が支援されるべき被害者でないのかを理解していない。

(中略)

イスラエルのメディアは、国家と軍が多くの市民を失望させたハマスの攻撃直後の恐ろしく混沌とした状況において、最高の力を発揮したとサラグスティは言う。
何が起きているのか、被害者や生存者の話を集め、「まったく機能しておらず、完全にショックを受けていて、自分たちの仕事を理解していなかった」
役人や省庁に異議を唱えたのはジャーナリストだった。

しかし、イスラエルによるガザでの戦争が激化し、現地の市民の苦しみが世界の見出しを独占するようになると、
パレスチナ人は、自国の悲しみに打ちひしがれているイスラエル国内ではほとんど報道されなくなった。
「イスラエル人は）世界のほとんどが見ているようなガザの写真を見ていない」とドラッカーは言う。
「私たちは、起きている苦しみのレベルよりもはるかに低いものを見せているのです」。

いまやBBCでさえガザの惨状とか報道してるけど