インコ→日本の勝利。パンダ→クロアチアが勝つと真逆の判定

占いインコとして知られる那須どうぶつ王国（栃木県那須町大島）の「オリビア」が４日、サッカーのＦＩＦＡワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会の決勝トーナメント１回戦、日本代表対クロアチア代表の勝敗を占った。

　オリビアは、２０１４年のサッカーＷ杯ブラジル大会からスポーツの勝敗占いを始め、カタール大会でも日本のグループリーグの勝敗を予想。しかし、担当飼育員の岩崎未奈さん（２３）が「勘違いして負ける国を選んでしまったみたい」と語るように、３試合とも予想を外してしまった。

　リベンジを目指すこの日の占いでは、合図とともに両国の国旗に向かったが、何度も国旗をくわえては離し、岩崎さんに渡しに行こうとしては立ち止まり、職員も「過去一番」と評する悩みっぷりを披露。それでも、最後には日本を選び、約８０人の来場者を喜ばせた。

　見守った宇都宮市の小学２年生（８）は「日本を選んでくれてうれしい。本当の試合も日本に勝ってほしい」と話していた。

初めて中東に暮らす18年生まれで雄の「スハイル」と、19年生まれで雌の「ソラヤ」。星の名前にちなむ。

　地元カタールのスポーツ専門放送局が毎日、試合ごとにパンダ占いを放送する。窓に貼られた二つの国旗。パンダが近づいてきて、ピタッ。国旗の裏をなめた方に軍配が上がる。

　これまで、日本の試合では100%の的中率。クロアチア戦では、クロアチアが勝つと予想した。
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