インドネシア人「初めて来日した時は日本もイスラム人だと思ってたからまさかハラルじゃない料理があると思わず日本食をばくばく食べてた

四国人：／198　ハラルの弁当屋オープン　ファニー・ロスマラさん（43）　安心して日本料理を　／四国 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20220124/ddl/k36/040/286000c

豚やアルコールを使わないなどイスラム教の戒律に従った「ハラル」料理の弁当屋「ハラルハウス」を昨年12月、高知市の自宅にオープンした。自身もインドネシア出身のイスラム教徒で「安心して食を楽しみに集う家のような存在を目指したい」と希望を語る。

仕事の関係で約20年前に初めて来日し、高知を訪れた。当時のファニーさんにとっては日本人も「イスラムの人」。ハラル対応していない料理があるとは夢にも思わず、さまざまな料理をどんどん食べた。ギョーザを口にしたことさえある。後に「これは豚肉だよ」と知らされたときには大きなショックを受けた。

結婚後の2010年に永住権を取得した。20年には、18年間パート社員として働いた県内のスーパーを退職。息子や自身が体調を崩したことをきっかけに、次にやりたいことを考えていた。大きかったのは1日5回のイスラムの祈りをきちんと丁寧にささげたいという思いだった。十分なスペースが取れて、周りにも気を使わない場所。「自分の家でお店をやろう」と決心した。

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