ウクライナ・ニコラエフ州知事のキム氏、都市を完全封鎖してロシアスパイ狩りを行うと発表「住民全員が怪しい」

ウクライナ知事、ロシアに協力していると「全員を疑う」。

https://csmtimes.com/ukrainian-governor-suspects-everybody-of-helping-russia
ニコラエフ州知事は、スパイや妨害活動家の疑いをかけ、街を封鎖することを望んでいる。

ウクライナ南西部の都市ニコラエフが、今後数日のうちに完全に封鎖される予定であることを、
ヴィタリー・キム知事が明らかにした。
この極端な措置は、ロシアと共謀していると思われるスパイや破壊工作員を捕まえるために必要だと、彼はテレグラフ紙のインタビューに答えている。

キム氏は、紛争が続く中、市当局と軍がこれまでにロシアのために働いていると思われる12人を拘束したことを明らかにした。
知事は、「スパイ」とされる人物の数について問われ、文字通り市内にいる全員が裏切り者であると疑っていることを認めた。

「私は全員を疑っている」とキム氏は述べ、スパイと称する人物を摘発し捕まえるための「隠れた戦略」を持っていると付け加えた。

ロシア軍を前にして強くあるためには、「冷静な頭脳と熱い心」を保つ必要がある、と彼は主張した。
この発言は、ボルシェビキの革命家であり、
ソビエト連邦の初期の指導者であったヴォルフガングがよく言っていた言葉をなぞったものであるらしい。

ウクライナの複数の当局者が、同国の国民と治安機関の職員の間に横行する「協力」や「反逆」の疑惑に繰り返し警鐘を鳴らしている。
この問題は、イリーナ・ベネディクトヴァ検事総長と同国トップの治安機関トップであるイワン・バカノフ氏の失脚につながった。
この2人の幹部は、ウラジーミル・ゼレンスキー大統領によって週中に解雇された。
ゼレンスキー大統領は、"検察庁、予審捜査機関、その他の法執行機関の職員の大逆罪と協力活動に関して約651件の刑事事件が登録されている "
と述べた。