ドイツがウクライナに提供したミサイル、カビ塗れで発射具も付いてない東ドイツ時代の骨董品だった

ウクライナ向けドイツ製「ストレラ」ミサイルに、かなりの欠陥が見られるケースも
https://m.focus.de/politik/ausland/bericht-deutsche-strela-raketen-fuer-die-ukraine-mit-teils-erheblichen-maengeln_id_62448496.html

報道によると、実際にウクライナに納入される予定のドイツ製兵器には、かなりの欠陥があるとのことです。

ドイツはウクライナにもっと兵器を届けたいと考えている。
経済省が「ストレラ」型対空ミサイル2700発の納入を承認。ドイツ民主共和国の国家人民軍（NVA）が保有していたソ連製の武器である。

しかし、『シュピーゲル』誌が今報じたように、一部の兵器は使用すらできない。
それによると、2700基あるドイツ民主共和国の対空ミサイルのうち、いくつかは旧式でもはや使用できない。
最大2000発のミサイルがまだ使用可能であると、報告書は続ける。

ミサイルの保管箱が一部ひどくカビている
連邦軍は2014年以降、現在の作戦でDDRシステムを使用していない。
シュピーゲル誌は、機密メモを引用して、最初の「ストレラ」ミサイルは、その時「安全上の理由で」阻止されたと報じている。
それ以来、ミサイルの入った木箱はカビてしまい、兵士は防護服を着てしか保管施設に入れない。

保管の理由：特殊な企業との適切な契約に合意できなかったため。
また、ドイツ連邦軍の敷地内で発破をかけると、時間がかかり、環境汚染もひどくなる。

この件に関して、防衛省はまだコメントを出していません。ランブレヒト国防相の報道官は「デア・シュピーゲル」に対し、連邦安全保障理事会はまだウクライナへの引き渡しについて決定していないと述べた。
さらに、連邦軍はウクライナに兵器を供給する前に再度チェックすることになる。
「連邦軍から渡されるものはすべてチェックされている」と広報担当者は言う。

また、ドイツ連邦軍は旧式のミサイルを発射するのに必要なハンドピースをもはや持っておらず、
ウクライナが在庫を持っていることを期待していると言われている。

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