ハンドボール日本代表監督『おつかれさまです。他の国の監督やるんで、五輪前ですけど辞任します』

日本ハンドボール協会は９日、今夏のパリ五輪までの契約だった男子日本代表のダグル・シグルドソン監督（５０）が辞意を表明し、後任監督の選定に入ったと発表した。
パリ五輪を目前に控えた時期の退任は異例。日本を３６年ぶりとなる自力での五輪出場に導いた名将だけに、「彗星ジャパン」に激震が走った。

勢いに乗る「彗星ジャパン」に水を差す事態だ。パリ五輪開幕まで半年を切っている３日、突然シグルドソン監督が辞意を表明した。

「メールでの連絡でした。大変遺憾です」

日本協会の清水茂樹事務局長は困惑を隠さなかった。協会によると、同監督の契約期間はパリ五輪までだったが、
本人から「他国の監督に就任したい」との意向がメールで伝えられた。
クロアチアでは同国男子代表監督就任へ交渉中と現地メディアが報道。
五輪で２度優勝経験のある同国は３月のパリ五輪最終予選に臨む予定になっている。