モナコ、大阪万博のパビリオン建設申請を実施「素晴らしい万博になることを確信している、そのための協力は惜しまない」

再来年の大阪・関西万博をめぐっては、これまでに１５３の国と地域が参加を表明し、このうち５０か国余りがみずから費用を負担してパビリオンを建設することになっています。
パビリオンの着工には大阪市に「仮設建築物」の建設許可を申請する必要があり、これまでに韓国とチェコが申請の前に提出する「基本計画書」を提出していました。
大阪市は２８日、新たに３か国目が「基本計画書」を提出したと発表しました。
関係者によりますと、モナコだということです。
大阪市の横山市長は報道陣の取材に、「本日、３か国目の提出があったと報告を受けた。市としては、できる限り早く手続きが進められるよう取り組んでいきたい」と述べました。
海外のパビリオンの建設については、▼前のドバイ万博が１年遅れで開催されたことや、▼資材が高騰していることなどを背景に準備の遅れが指摘され、博覧会協会や政府が、▼施工できる建設会社の紹介や、▼一部工事の発注の代行など、支援に乗り出しています。