- 1 : 2023/06/29(木) 11:34:07.35 ID:ySSyebBZ0
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ロシア軍のセルゲイ・スロヴィキン将軍が逮捕されたとモスクワ・ポストなど現地紙が報道している。先週末に発生したプリゴジン氏による反乱について、同将軍は事前に知っていたと伝えられているほか、先週末24日以降所在が不明となっているもよう。英テレグラフが伝えている。セルゲイ・スロヴィキン将軍はプリゴジン氏と近い関係にあった。アルマゲドン将軍との呼び名もあるセルゲイ・スロヴィキン氏が現職についた際、プリゴジン氏は「伝説的な人物」、「祖国に仕えるために生まれてきた」と称えた。
ただ、逮捕報道そのものが間違っているとの指摘もあって詳細は不明。
- 22 : 2023/06/29(木) 11:35:15.47 ID:ySSyebBZ0
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NYTの最新情報[2] :米情報局によるとイェゲフニー・プリゴジン氏はロシア軍内より支援を約束されていてクーデターを開始したが、その約束された支援に裏切られたためにモスクワに進まずに諦めたとの事です。そのプリゴジン氏の行動を事前に知っていた主要人物にセルゲイ・スロヴィキン上級大将を挙げています。
スロヴィキン将軍は第二次チェチェン紛争、シリア紛争等で活躍し、民間人への被害を顧みない猛烈な市街地への砲撃に躊躇しない人物として「ハルマゲドン将軍」等と呼ばれ、恐れられた人物です。
スロヴィキン将軍はワグネルのプリゴジン氏と親密な関係にあると言われていて、ワグネルが好意的に扱われ始めた2022年9月(囚人兵勧誘の容認)と同時期である10月初頭にウクライナ特別軍事作戦の総合司令官に任命されました。事実上で宇露戦争のロシア側初代総司令官となりました(以前は統一性無く、各自の区域で別の司令官が存在しました)。
- 23 : 2023/06/29(木) 11:35:38.56 ID:ySSyebBZ0
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しかし、ワグネルがバクムートの攻略に手間取った事でプーチン大統領の反感を買い、スロヴィキン将軍の総司令官の座はたった3か月で終り、反ワグネル派のゲラシモフ将軍が総司令官に2023年1月に任命されました。それでもスロヴィキンは宇露戦争#2司令官であり続け、ロシア航空宇宙軍の総司令官でもありました。
ロシア軍内の指折りの高官と言えます。
米情報局によると[3] この様にクーデターが展開したと主張されています:プリゴジン氏はロシア防衛省のトップであるゲラシモフ将軍やショイグ防衛相を「無能」と頻繁に批判していて、スロヴィキン将軍は同意見だった。スロヴィキン将軍とプリゴジン氏はこの二人を排除する事の重要性において密約を交し、スロヴィキン将軍はプリゴジン氏のクーデター準備段階の計画を立てる事に援助した。
- 24 : 2023/06/29(木) 11:35:58.40 ID:ySSyebBZ0
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しかし、クーデター発動が行われると、スロヴィキン将軍は最後で心変わりをしたのかプリゴジン氏を裏切り、反乱を辞める様にと動画を配信した。ほとんどのロシア軍将軍は沈黙(様子見)を守っていた時にスロヴィキン将軍の「クーデター反対」の公言は特異であり、目立った行動だった。
スロヴィキン将軍の裏切りより勝ち目がないと悟ったプリゴジンはモスクワ目前で講和に応じた。
と言うシナリオが主張されています。
私の個人的な意見としてはプリゴジン氏は特に軍事経験も訓練も受けていませんが、見事な戦略的に合理的な動きでクーデターを展開したと思っていました。
- 25 : 2023/06/29(木) 11:36:20.35 ID:ySSyebBZ0
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ロストフ・ナ・ドナは南部局司令本部の場所であり、多くの弾薬、燃料、その他の軍需物資の保管されてある要所。そこを抑えるとロシア軍南部戦線が立ち行かなくなる場所でもあり、反乱軍が主導権を得られます。
次に進んだのはヴィロネジの燃料保管所と軍事基地。なお空軍基地。ヴィロネジの空軍基地には多数の爆撃機やヘリが保管されていました。ワグネル部隊は真っ先にヴィロネジの空軍基地を制圧に向かったとの事ですが、そこに着いた事には航空機は全て移動されていて何も得られませんでした。
つまり、ドンバスから真っすぐモスクワに向かうより遥かに戦略的に合理的な動きであり、戦うのに必要な資源や武装を得られるルートでもありました。スロヴィキン将軍が計画段階で関わっていたのなら納得できる出来の戦略と手際の良さです。一部のロシア軍上層部が関わっていたのなら、多くのロシア軍部隊が「様子見」を決め込んだ理由も分かります。
- 26 : 2023/06/29(木) 11:36:48.12 ID:ySSyebBZ0
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なお、スロヴィキン将軍はワグネルを味方していたなら、ロシア航空宇宙軍総司令官としてヴィロネジの空軍基地の航空戦力にワグネルを味方する様に命令できる立場にもありました。
ここで興味深いのはスロヴィキン将軍の「反乱を辞めろ」と呼びかける動画配信はヴィロネジへ向かう前に行われた事にあります。つまり、ヴィロネジの空軍基地で必要な援助が得られなかった事はワグネルの敗北をプリゴジン氏が理解した時点だったかも知れません。
rosZMI (ロシア系メディア)ではの報道によるとスロヴィキン将軍は6月27日の夕方に逮捕されたとテレグラムSNSを通して報道しています。[4]
ここで複雑なのは、アメリカにも、プーチンにも、情報局や防衛省などにもスロヴィキン将軍を貶める動機があるので、真偽の判断が難しい事があります。
- 27 : 2023/06/29(木) 11:37:25.37 ID:ySSyebBZ0
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・アメリカとしては、ロシア軍で最も有能と評価されるスロヴィキン将軍の粛清は望む所であり。事実であろうが、無かろうが「スロヴィキン将軍が反乱に関わっていた」と主張する理由を持ちます。
・プーチン大統領としては「ワグネルと密接な関係を持っていた」事が公然の事実であるスロヴィキン将軍がロシア軍のトップ近くに居座り続ける事は不気味な事であるかも知れないので、スロヴィキン将軍をでっち上げの証拠を使ってでも粛清し、忠誠心の高い人物をロシア航空宇宙軍総司令官に任命したいと考えているかも知れない。
・ロシア防衛省・情報局としてはワグネルは自らの上層部を親ワグネルの人物に挿げ替えたいと考えていた輩との対抗であり、スロヴィキン将軍ずっと以前から敵陣営の人物。ワグネルのクーデターが失敗した事で、以前から恨みを持っていたスロヴィキン将軍を貶める好機会と見て排斥に動こうとしている可能性もある。
などと情報を鵜呑みにしにくい状況にあります。脚注
[1] Plot Thickens: Russian Generals Supported Wagner Mutiny but Backed Out – US Intelligence
[2] Russian General Knew About Mercenary Chief’s Rebellion Plans, U.S. Officials Say
[3] Plot Thickens: Russian Generals Supported Wagner Mutiny but Backed Out – US Intelligence
[4] Plot Thickens: Russian Generals Supported Wagner Mutiny but Backed Out – US Intelligence - 28 : 2023/06/29(木) 11:40:58.30 ID:PNTQz7+Pa
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これワグネル使った反乱分子の炙り出しだろ
- 29 : 2023/06/29(木) 11:42:49.31 ID:kW6gxX020
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いち早くプーチン支持に回った有能将軍がスロヴィキンなんでアメリカは出まかせを言って潰したいんだろうと分析してる人が居るね
- 30 : 2023/06/29(木) 11:44:51.43 ID:Irb0+rtzd
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西側糞プロパガンダ4ねよ
- 32 : 2023/06/29(木) 11:47:20.09 ID:AHB7YIURM
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>>30
モスクワポストって西側メディアなん? - 33 : 2023/06/29(木) 11:48:16.54 ID:Irb0+rtzd
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>>32
オランダやぞ - 31 : 2023/06/29(木) 11:45:24.45 ID:wmWPjm/Sa
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詳細は不明。
て書かれると知らんけどと同じくらい不快感あるな
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