中国で『有男不玩』(男が出てくるなら課金しない)運動が広がりゲーム開発会社も無視できない規模に

1 : 2024/05/26(日) 16:42:01.070 ID:1BQmxtlI5
重要な局面を迎える中国のアニメ調スマホゲーム。大衆化の過程でぶつかった壁。「『有男不玩』運動」とは

近年、中国で作られたアニメ調グラフィックのスマートフォンゲームが市場で存在感を見せており、最近も『鳴潮』がリリースされ、大きな注目を集めた。

こういったゲームは中国では「二次元手遊」と呼ばれ、さらに「二遊」とも略されている。

日本で作られた「ウマ娘」や「FGO」などもこれに当たる。二次元といっても2Dのゲームを指すのではなく、『日本的なアニメ風グラフィックのゲーム』を指すようだ。

そんな中国の「二次元手遊」が最近、重要な局面を迎えているという。

重要な局面を迎える中国のアニメ調スマホゲーム。大衆化の過程でぶつかった壁。「『有男不玩』運動」とは
近年、中国で作られたアニメ調グラフィックのスマートフォンゲームが市場で存在感を見せており、最近も『鳴潮』がリリースされ、大きな注目を集めた。 こういったゲームは中国では「二次元手遊」と呼ばれ、さらに「二遊」とも略されている。 日本で作られた
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3 : 2024/05/26(日) 16:42:25.953 ID:1BQmxtlI5
巻き起こった「有男不玩」運動

こういったゲームを好んでプレイする中国の男性ゲーマーの間で、中国の大手フォーラムNGAや動画サイトbilibiliなどを中心に巻き起こったのが「有男不玩」運動である。
「有男不玩」=「男性キャラがいるならプレイしない」

という意味で、「男性キャラが登場するゲームはプレイしない」「男性キャラを登場させるな」「男性キャラを排除せよ」というような訴えが込められているようである。

この言葉が中国の男性ゲーマーの間で流行っているという。

日本で言えば「ウマ娘」や「ヘブンバーンズレッド」、あるいは韓国の「ブルーアーカイブ」など、主要人物は女性のみというソーシャルゲームも数多く知られており、市場での人気も得ているが、中国のスマートフォンゲームでは意外と少ない。

有男不玩は一種の不買運動だ。

「一部の人が騒いでる」程度の話に聞こえてしまうものの、彼らの声は非常に大きく、有男不玩を扱った数々の動画が投稿され再生数も伸び、ゲームメディアもこれを取り上げ、開発会社も無視できないレベルに至ってしまったのだ。

中国メディアは、これが中国のアニメ系ゲーム市場が「細分化」する重要な前兆だと述べている。(“有男不玩”:中国二游市场细分的显著前兆(上))

4 : 2024/05/26(日) 16:42:54.854 ID:1BQmxtlI5
1人の男性NPCの存在でゲームそのものが危機に「ドールズフロントライン2」

2023年12月に中国でサービスが始まった「ドールズフロントライン 2: エクシリウム(原題:少女前線2: 追放)」は、ベータテストで1人の男性NPCの存在がきっかけで炎上し、リリースが一度延期され、中国での評判も失墜してしまった、もっともわかりやすい例だろう。

ドールズフロントラインは銃を女性擬人化したゲームであり、「ドールズフロントライン2」はその続編にあたる。ドールズフロントラインの1作目は人気があり、続編もそれなりに注目されていた。

詳しくは調べてみてほしいが、簡潔に説明すると「黛煙(95式)」というキャラクターが、「レイモンド」というNPCに優しい態度を取り、約1時間半のストーリーの中で、黛煙が50回「レイモンドさん」と呼んだことは、熱心なプレイヤーを勘違いさせるには十分だった。

ベータテストでこのストーリーを読んだプレイヤーは「寝取られ」だと騒ぎ、怒りの声を上げたのだった。

この炎上騒動で、「ドールズフロントライン2」はゲームのローンチ自体が延期されるまでになってしまった。サービス開始後も「ドールズフロントライン2」の人気は低調なままで、レイモンドがもたらした損失はあまりにも大きい。

「ドールズフロントライン2」の事件(?)は、「有男不玩」の支持者を一気に増やすきっかけの一つなった。

参考:少女前线2:黛烟雷蒙事件总结,绿帽子就戴在玩家头上

発表されたばかりの新作。男性主人公がいるだけで炎上し「男性キャラはいません」と訂正

2024年3月に発表されたオープンワールドRPG「アズールプロミリア」だが、このゲームも中国で「有男不玩」運動のターゲットになった。

アズールレーン等で知られるManjuuによる最新作「アズールプロミリア」のトレーラー第1弾に登場するキャラクターは全て女性で、キービジュアルにも女性キャラクターしか描かれていなかった。

しかし、公式アカウントでは主人公の性別が選択可能であることが発表された。

直後、公式アカウントの投稿には9万を超えるコメントが殺到し炎上した。中国の二次元ゲーマー達は、たとえ主人公であっても、男性キャラクターが登場することを許さなかったのだ。

運営会社はすぐに反応。

炎上した翌日には「アズールプロミリアには女性キャラクターのみが登場し、インターネットに投稿された画像は事実ではありません」と方針を一転させたのだった。

中国のアニメ系スマホゲーム界隈では、まだゲームがリリースされるどころか、ベータテストすら行っていない段階でも、これだけの反発が起きてしまうようになった。

5 : 2024/05/26(日) 16:43:17.672 ID:lGs9PIf7p
弱者男性拗らせすぎやろ
6 : 2024/05/26(日) 16:43:32.843 ID:1BQmxtlI5
「有男不玩」に従い売上が急増した『スノウブレイク』

スマートフォン/PCゲーム「スノウブレイク:禁域降臨」は中国ゲーマー達の有男不玩運動によって考えを改めることになったゲームである。
男性NPC「全削除」

「スノウブレイク:禁域降臨」は今年に入り、ゲームから男性の登場人物を削除し、立ち絵やセリフ等を置き換えると発表した。

スノウブレイクは、プレイアブルキャラクターには女性しかいないが、NPCには男性の登場人物もいるゲームだったが、これが一部のプレイヤーから不評だったという。

男性NPCを削除したのはやりすぎだという声もあったが、結果的には正しい判断となった。

男性キャラクターの削除が発表され、さらにゲームの年齢制限が引き上げられることも発表されたおかげか、スノウブレイクの売上は急増。

2024年5月には、中国の国民的スマホゲーム「王者栄耀」より売上ランキングで上位になる瞬間があったという。

中国メディアは「スノウブレイクが涅槃に入って生まれ変わった」「奇跡のカムバック」などと表現している。
有男不玩はさらに飛躍し、コラボで「ブルーアーカイブ」にも飛び火

「有男不玩」運動は自身がプレイしているゲームに留まらない。

4月1日に麻雀ゲームの「雀魂」が「ブルーアーカイブ」とのコラボを発表した。

雀魂にブルーアーカイブのキャラクターが登場するというものだったが、bilibiliのブルーアーカイブ公式アカウントには不満の声が殺到した。

雀魂に男性雀士のキャラクターがいることに加えて、雀魂に「契約」システムが存在することが、中国の一部ブルーアーカイブプレイヤーの反感を買ったのだ。

ブルーアーカイブのキャラクターがコラボ先で「契約」するのを快く思わないプレイヤーがいるというのが中国メディアの説明で、中国の雀魂プレイヤーは契約を「結婚」と呼ぶことがあるとされている。

中国では双方のゲームのユーザー同士で諍いが起こってしまっていたようだ。

ゲーム内のキャラクターを本当の妻だと信じているプレイヤー、通称「麻辣仙人(マーラーせんにん)」のしわざだとか・・・。

「大衆化」か「迎合」か

以上のように、中国の様々なアニメ調グラフィックのスマホゲームで「有男不玩」運動のもと、男性プレイヤー達はゲーム内の男性キャラクターの存在に敏感になっており、強い反発が起きる状態となっている。

中国のモバイルゲーム業界で有男不玩運動が起こるまでになった背景には、二次元手遊と呼ばれるアニメ系ゲームジャンルが中国で急速にユーザー層を拡大したことと、中国当局による表現規制が一層厳しくなったことがあるという。

日本で「艦隊これくしょん」等が人気だった2010年代中盤までは、中国において”二次元手遊”は「ニッチなオタク向けゲーム」として認識されており、プレイヤーの大半が男性でそのニーズは一様であり、メーカーの方針も「オタクの男性に向けた”二次元ゲーム”を作る」しか存在しなかった。

中国ではニッチだった”二次元手遊”ジャンルを急速に拡大させたタイトルの一つは、ネットイースが2016年にリリースしたスマートフォンゲーム「陰陽師」である。

陰陽師は中国産のゲームでありながら、日本の夢枕獏の小説を原作とし、日本人声優を起用。特定の層をターゲットにせず、男性キャラクターと女性キャラクターを満遍なく実装し、中国で爆発的なヒットを記録する。陰陽師は男性プレイヤーと女性プレイヤーの両方に支持されたゲームである。

同時期に日本では「Fate/Grand Order」が大ヒットしていたこともあってか、中国でオタク向けゲームを作っていたメーカーも、より広範なユーザー層をターゲットにできるゲームの開発にシフトし始める。

陰陽師のヒットや日本アニメ、漫画の浸透などもあり、アニメ調グラフィックのゲームは中国で徐々に幅広く受け入れられるようになり始める。

2019年にリリースされたスマートフォンゲーム「アークナイツ」がターニングポイントだと言われている。「アークナイツ」はアニメ調グラフィックで、世界観やキャラクターに重点を置いた、このジャンルの典型的なゲームだったが、NARUTOなどの”一般向け”ゲームと同じ規模の収益を達成した。

アークナイツの成功がきっかけで、中国の二次元ゲーム業界は「大衆化(一般化)こそが大金を稼げる道」だと信じるようになったという。

しかし、それまでオタクゲーマーだけを相手にしていた中国のアニメ系スマホゲームはここに大きな矛盾を抱えてしまうことになる。大衆化を目指すために、大衆に受け入れられない要素は排除し、幅広いユーザー層に対応できるものを用意しなければならなくなったのだ。

7 : 2024/05/26(日) 16:43:57.281 ID:1BQmxtlI5
2010年代中盤の中国産二次元ゲームへの世間からの視線は厳しく、ある種の「ソフトポルノ」を売っていると批判され、大衆との衝突は避けられなかったという。しかし、同時にそれが一部の層に支持を得た理由でもあった。

「有男不玩」を掲げる中国のゲーマー達の本質は、”男性キャラクターがいること”に対してではなく、自分達が求めるものだけを提供していた従来の中国産二次元ゲームと異なり、大衆化を目指すために、求めていないものや嫌悪を感じるものまで提供してくることへの不満にあるようだ。

テレビ番組で例えるなら、ニッチな人気のあった番組が、幅広い視聴者層のために出演者をキャスティングしたところ、「この出演者は嫌いだ」という人が現れ、「この人が出演しているなら見ない」と言うようになったようなものだ。

中国の3DMGameに寄稿された記事によると、「有男不玩」は単なるスローガンに過ぎず、重要なのは「遊びたいと思えないゲームは遊ばないという選択ができる」ということであり、これらのユーザーが本当に主張したいことだと指摘されている。

「混厠」というスラングが生まれる

「混厠(混厕)」とは、直訳すれば「男女共用トイレ」という意味だが、中国のネットユーザー、とりわけゲーマーの間では「男性キャラクターと女性キャラクターが両方がいるアニメ系スマホゲーム」を指すスラングとして、ネガティブな意味で使われるようだ。

かつてそのようなゲームは「一般向け」と呼ばれていたそうだが、最近になって「混厠」と呼ばれ始め、一部のゲーマーの不満を表しているという。

中国のアニメ調グラフィックのゲームは日本市場はもちろんのこと、グローバル市場でも大きな成果を残すことになり、これらのゲームがもはやニッチなオタク向けゲームとは呼べないほどのユーザーを抱え、大衆化し始めた段階で見え始めたのは、ユーザー需要の細分化だった。

価値観や判断基準がかけ離れたユーザーが多く共存しているタイトルでは、あるユーザーの需要を満たそうとすると、別のユーザーが不満を抱きやすくなる。プレイヤーの需要が細分化されたようなゲームで全ての需要を同時に満たすのは不可能に近い一方で、ゲームの設計は多くのプレイヤーの需要を同時に満たそうとする『矛盾』が生じている。

基本的に、幅広い需要を満たそうとする場合、一番成長が期待でき、尚且つ、労力やコストがあまりかからない箇所から手を入れることになる。その部分はコアユーザーの需要とは一致しないことが多い。

中国メディアは、「二次元ゲームの市場はさらに細分化される可能性があり、ゲームメーカーが従来の男性向け二次元ゲームサービスを提供したい場合、ゲーム内容は必然的にニッチなものになり、適切な運営を行うことができれば、安定期な収益を維持できる可能性が高いが、メーカーがメインストリームを追求し、大衆志向の二次元ゲームを作る場合、クオリティが十分でなかったり、あるいはメーカー自体に固定のファンを抱えていると、一部のユーザーを失う可能性がある」と指摘している。

中国メディアに言わせれば、「ユーザーの好みに合致し、長期的に記憶に残るようなキャラクター設計」という第一段階すら達成できている中国のゲームメーカーはほとんどなく、ましてやこれらのキャラクターを中心としたストーリーを上手く構築できているゲームは一握りだという。

また、17173.comは、「競争の激しい二次元ゲーム市場では、保守的な戦略が必ずしも万能ではないことは明らかであり、コアユーザーのニーズを把握して十分に考慮しなければ課金してくれることはない。」としている。

「ドールズフロントライン2」で起こった出来事は、中国のゲーム業界に警鐘を鳴らした。

有男不玩運動が起こり、二次元手遊と呼ばれるアニメグラフィックスマホゲームへの中国人ゲーマー達の考え方や態度が変化しつつあり、実際にスノウブレイクでは売上が大きく改善するほどの影響が出てしまっただけに、中国の二次元ゲーム業界がどう対応していくのか、あるいはしないのか、大衆化か否か、メーカーが重要な選択を迫られる局面を迎えている。

8 : 2024/05/26(日) 16:44:13.955 ID:g7xbsX9Bz
まぁぶっちゃけ女さえありゃいいや
9 : 2024/05/26(日) 16:44:17.608 ID:f/oYb.iEY
百合厨の変種?
10 : 2024/05/26(日) 16:45:01.581 ID:ytlJEJr9n
原神がホモキャラでんほってるのはええんか父さんよ
11 : 2024/05/26(日) 16:45:12.012 ID:nymqlG/Dw
そこまで言うんならお前も女になる覚悟あるんやろな?
12 : 2024/05/26(日) 16:45:19.994 ID:B7eBRmH8i
ワイ主人公は男がいいわ、女ならやらん
13 : 2024/05/26(日) 16:47:27.473 ID:soD6umpwC
ドルフロなんてもうおっさんしか出てこないのに今更何言うとるんや
14 : 2024/05/26(日) 16:47:51.395 ID:OvEtCwpkL
日本と似てる
15 : 2024/05/26(日) 16:47:57.323 ID:y0tIdgh6J
こう見ると日本人も中国人もあんま気質変わらんな
厄介オタク多い
17 : 2024/05/26(日) 16:48:39.582 ID:HYAF8FM8e
やっぱり親子なんやなって
18 : 2024/05/26(日) 16:48:52.195 ID:B7eBRmH8i
アズールプロミリアって男主人公じゃないんか
ハーレムしたいぞ
22 : 2024/05/26(日) 16:49:35.442 ID:f/oYb.iEY
>>18
ほんこれ
19 : 2024/05/26(日) 16:48:58.696 ID:ESyXkQ10x
わかる
良い文化だ
20 : 2024/05/26(日) 16:49:19.717 ID:ZnfbQYqJH
男の娘はどういう扱いなのか気になる
21 : 2024/05/26(日) 16:49:20.790 ID:9rZX7YlkN
寝そべり族といい何もかも俺達の後追いだな
恥ずかしくないの?
23 : 2024/05/26(日) 16:50:47.369 ID:6a0O2PFAb
主人公は男でいいだろ
24 : 2024/05/26(日) 16:50:50.069 ID:MEtv5d.kg
NTR 嫌いの最前線
わいも嫌いやから頑張ってくれ
25 : 2024/05/26(日) 16:52:36.524 ID:O1O5bhPCh
ヒトラー「おねショタ勢にも配慮すべきだ」
26 : 2024/05/26(日) 16:52:38.346 ID:5PcQkek1k
また日本のパクリか
27 : 2024/05/26(日) 16:52:54.539 ID:HYAF8FM8e
攻略うぉんてっど見て素質あると思ってたわ
28 : 2024/05/26(日) 16:53:04.585 ID:2UHnCK5LD
まぁソシャゲなんてゲェジしかやってないしええんちゃうか
30 : 2024/05/26(日) 16:55:26.671 ID:wowhLa8Ht
弱男極めてんな
31 : 2024/05/26(日) 16:55:28.984 ID:Kdr829lX9
そらそうやん
買い切りならまだしも課金してホストみたいなキャラ取らなアカンとかしんどいわ
33 : 2024/05/26(日) 16:56:12.223 ID:y0tIdgh6J
>>31
確かに女のキャラ欲しさに金入れて野郎出てきたらイラっとするわな
32 : 2024/05/26(日) 16:55:36.901 ID:B7eBRmH8i
鳴潮の売り上げ振るわんのもこれあるやろ、最初のガチャが限定男って
35 : 2024/05/26(日) 16:57:14.440 ID:A8WzrvB1u
男が好むような男じゃなくて女受け狙ったカマホモだからやろ
36 : 2024/05/26(日) 16:57:17.572 ID:ugjx.JY6D
むしろ男キャラのほうがエ口いのに
人生半分損してるわ
37 : 2024/05/26(日) 16:57:54.771 ID:hvJXpDqvZ
一般化大衆化なんてオタクからしたらただのクソの場合が多いし当然の意見やな
38 : 2024/05/26(日) 16:58:23.902 ID:VmrDWlMOs
弱男特化戦略か
mihoyoの覇権まだまだ続きそうやね
39 : 2024/05/26(日) 16:59:28.628 ID:mO8gVGB7A
百合に興味無いから主人公は男がええわ
41 : 2024/05/26(日) 17:00:10.272 ID:umTG815i6
残念男娘は?

コメント

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