今も昔も戦場の主役は大砲、ウクライナ戦争では観測ドローンの登場で更に重要度が上昇

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1 : 2023/11/05(日) 10:28:10.28 ID:5dD8e2udd

ドローンや最新ミサイルが注目されがちなウクライナ戦争で“昔ながらの大砲”の評価が急上昇した理由「この戦争はクソみたいな1916年型の西部戦線だ」

新型兵器よりも、火砲の数が勝敗を決める?
ロシア軍の侵攻から間もない2022年2月は、ウクライナが最も困難に直面していた時期だ。首都キーウ郊外までロシア軍部隊が迫り、侵攻から2日目には「キエフ(キーウ)が数時間以内で陥落か」という報道まで流れていた。
しかし現実にはそうはならず、4月にはキーウ周辺のロシア軍は撤退し、当面の危機は去った。

この戦争当初のウクライナの苦境を救った原因として、報道で説明されるストーリーの多くはジャベリンといった誘導兵器を挙げるものが多い。
しかし、英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)が昨年11月に発表したレポートでは、そうした物語(ナラティブ)を否定し、キーウに配置されていた2個砲兵旅団による集中砲撃がロシア軍の前進を防いだ事を強調している。
この時点でロシア軍に対して、ウクライナ軍は2対1の砲兵戦力を有しており、劣勢ではあるものの対抗可能だったのだ。

しかし2022年の初夏、特に東部戦線においてはロシアが優位に立っていた。ウクライナ軍がストックしていた旧ソ連軍規格の弾薬を使い果たしたのに対し、ロシア軍は大量の火砲を投入し、砲兵火力で10対1とウクライナ軍を圧倒していた。

この当時、ウクライナ東部の街、セヴェロドネツクで外国人義勇兵として戦っていたエルヴィスと名乗る退役米兵は、ニューズウィークの取材に次のように戦場を表現している。
「この戦争はイラクでもアフガニスタンでもシリアでもない。肉挽き器だ。クソみたいな1916年型の西部戦線だ」

第一次大戦に似た砲撃戦が行われ、砲撃戦の訓練を受けていない欧米の特殊部隊、GSG9やSASの出身者が火砲の餌食になったと証言している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d48fc25dcf5ec892b35fe4d41412bc14af6b8bb

3 : 2023/11/05(日) 10:28:45.20 ID:5dD8e2udd
火砲+ドローンで射撃の精度が急上昇
原理的に火砲は、目視で観測できればミサイルと違って妨害も迎撃もされることなく遠距離に弾を送り込むことが可能だ。しかもコストはミサイルよりずっと安く、持続して弾を送りこむことができる。

ウクライナの反攻に対して防勢のロシア軍は塹壕陣地で守りを固めたが、地上を前進するウクライナ軍は脆弱で火砲の標的となる。そのために対砲兵戦でロシア軍砲兵を黙らせる必要が生じ、双方で激しい砲撃戦が展開されている。  このようにウクライナでの戦争において、火砲や砲兵(HIMARSも砲兵が運用する)が大きな役割を果たしてきたが、その活躍の裏には「ある新技術」が影響を与えている。

少し前まで軽く見られてきた火砲であったが、再評価に至ったのには技術革新も背景にある。

空撮ドローンの一般化がそれだ。 前線の観測手からの報告に基づいて射撃を行っていた従来の砲兵に対し、ドローンによりリアルタイムで着弾点を観測できるようになったため、射撃精度や迅速性の向上に貢献している。

(長いので全文はソース)

4 : 2023/11/05(日) 10:29:17.64 ID:BjxHIxxcM
NATO軍よりロシア徴兵だったな
5 : 2023/11/05(日) 10:31:26.17 ID:bEOA8iQkM
なんかもっとビームとかミサイルとかたくさんの戦闘機やロボとかで戦うのかと思ってたわ
今でもあんな泥臭い戦いになるんだな
6 : 2023/11/05(日) 10:32:43.16 ID:DjIhKgrW0
まあ結局金が続かんから安くていっぱい用意できる原始的な兵器が主力になってくんだろうな
時代が変わっても人が消耗品のように使われていくのは変わらないということでもあるが
7 : 2023/11/05(日) 10:35:30.21 ID:QxsOIdmv0
高価で少量の精密誘導弾より、安価で大量の通常砲弾をドローンで観測射撃する方が有用な気がする
17 : 2023/11/05(日) 10:50:41.65 ID:Ii6fCoel0
>>7
アメリカが国外でやってるような要人暗殺なら精密誘導弾だろうが、正規軍同士の戦闘なら大砲優位だろう
9 : 2023/11/05(日) 10:35:51.66 ID:9a+CUJGV0
大砲+ドローンか
ハイテクとローテクの融合やな
10 : 2023/11/05(日) 10:36:47.02 ID:uRx/uva40
破壊力の大きさは火薬量で決まるし
火薬量あたりコストが安い奴が最優なんだよな
11 : 2023/11/05(日) 10:37:13.84 ID:oI7UO5EH0
たんにロシアが強いってだけ
西側の兵隊はイラクやアフガニスタンで雑魚狩りして勘違いしてたんだろ、そんだけ
12 : 2023/11/05(日) 10:39:07.06 ID:B6nJDv0P0
絨毯爆撃しないもんな
13 : 2023/11/05(日) 10:40:27.56 ID:dqkp8NSr0
これ予測できた専門家とか兵器オタとかいるんかな?
14 : 2023/11/05(日) 10:44:40.63 ID:vKYs+QE+0
ドローンを開発してた中国
15 : 2023/11/05(日) 10:45:53.97 ID:utaEmsfw0
観測者が空から指示出してる状況か
でもこういうのSFモノで見たことある
観測衛星飛ばして砲撃精度高める戦車みたいな
16 : 2023/11/05(日) 10:48:32.74 ID:7khW8KmA0
昔、先にマーカーを撃って敵機の位置を捕捉し続けるっていう兵器の出てくる作品を見た気がする
なんだったかな
18 : 2023/11/05(日) 10:53:54.90 ID:Ii6fCoel0
ドローン=観測機
ほんと第一次大戦に先祖返りしたな
塹壕戦になるわけだ
ドローンを探しだして撃ち落とすドローンは開発されないのかな
19 : 2023/11/05(日) 10:56:03.75 ID:KVT4z6MhF
ソ連の戦術をきちんと理解して
塹壕構築などの野戦築城の訓練ばっかしていた自衛隊
嫌儲民はバカにしてたけど
20 : 2023/11/05(日) 10:58:50.52 ID:If8F6KnS0
何なら航空優位取られてからがロシア砲兵の本領発揮みたいなとこあるしな
マジでおそロシアだわ
21 : 2023/11/05(日) 11:02:05.05 ID:YZos5aFw0
砲撃だけでは絶対に制圧できない
最後は歩兵よ
二度の世界大戦で証明されている
22 : 2023/11/05(日) 11:04:50.89 ID:XCqV2Uq00
陸自の特科(砲兵)はラジコンヘリの延長みたいな遠隔操縦観測システムを持ってるがあれもコンセプト自体は先進的だったか
90年代の技術で開発され00年代に調達されたものだからかなり時代遅れだが
28 : 2023/11/05(日) 11:25:07.63 ID:0o5JCynz0
>>22
その予算で各部隊にDJIのドローンを配った方が良いような気がするが…
でもまた謎の代理店やら大手商社を経由して市販価格の10倍くらいになるんだろうか
23 : 2023/11/05(日) 11:11:12.10 ID:QOEnQwvC0
領土を制圧するにしても奪還するにしても結局は歩兵を送り込めないとダメだもん
24 : 2023/11/05(日) 11:12:23.41 ID:6pOAvZWJ0
一方、イスラエルはまだるっこしいことせずにすべて更地の焼け野原にすることを選んだ
26 : 2023/11/05(日) 11:16:12.34 ID:TxiO7+R4M
大質量物体の運動エネルギーは最強
比べればレーザー銃なんておもちゃみたいなもんだ
27 : 2023/11/05(日) 11:18:32.96 ID:0XQKCAak0
湾岸戦争で最後のお勤めを果たした戦艦もいるんですよ
29 : 2023/11/05(日) 11:30:08.51 ID:L97o/Lsf0
>>1
特殊部隊は塹壕掘ったことないんだってな
30 : 2023/11/05(日) 11:30:46.09 ID:CejZnTT90
古いマンガだけど「エグザクソン」の世界だな>精密観測と巨大火砲が勝敗を決する
31 : 2023/11/05(日) 12:19:56.21 ID:fobEgGjV0
私は大砲よ

コメント

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