問題、東京五輪の聖火リレーはいま何県を走っているでしょう

　東京五輪の聖火リレーが４日朝、糸魚川市を皮切りに新潟県で始まった。
県勢の先陣を切ったランナーたちは笑顔でトーチを掲げ、２０１６年の大火からの復興が進む中心市街地で希望のともしびをつないだ。
県内では４、５の両日、１３区間、１４市町村をリレーする。

　糸魚川市役所で行われた出発式では、花角英世知事が「ランナーや県民の思いを込めた聖火を楽しくつないでほしい」とあいさつ。
米田徹市長は「大火から復興が進んだ姿を発信し、全国からの支援に対する感謝の気持ちを伝えたい」と述べ、同市出身のお笑い芸人、横澤夏子さん（３０）が掲げたトーチに聖火をともした。

　ランナーは沿道の人たちからの応援を受け、笑顔で走った。第１走者を務めた横澤さんは「緊張したが、まちの皆さんの応援に勇気づけられた。
変わらない古里っていいなと心の底から思った」と話した。

　聖火リレーは今年３月に福島県を出発し、本県は３４府県目。４日は糸魚川、上越、柏崎、佐渡、十日町、南魚沼の各市を回る。
５日は長岡市を出発し、三条市と燕市、弥彦村、新潟市、新発田市、阿賀町を経て、ゴールの村上市につなぐ。聖火はその後、山形県に運ばれる。

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