- ここは伸びるぞ
特に篠ノ井がアツい - まず行って気づいたが長野というのは「コンパクトシティの優等生」のような街だ
地方都市なのに市街地に賑わいがある。人が大勢いる。観光客もいるが、駅前ロータリーの東急百貨店の脇道なんか地元民が多い。特に若い人が目立つのがいい
県庁所在地でさえデパートが潰れ、シャッターアーケードになる時代、長野はよくやっていると思った - 関東以外全滅なんじゃねーの？日本
- >>4
その絶望を俺も抱いていたが
長野に希望を感じた - 長野駅前の大通りを歩いて気付く
歩道に石灯篭があるんだよ。実はこれ、善光寺の参道に連なってるの
そのまま歩いていくと途中から「観光地感」の出る坂道になって、三重の伊勢神宮のおはらい横丁みたいなレトロな街並みに切り替わってそのまま門をくぐって善光寺に入るという感じなんですよね - ガソリンの値段全国1位の長野に物流で期待するな
- >>8
それがいいんだよ
「車社会の殺し方」がライフワークだから - 長野駅前の大通りはそのまま善光寺に通じていると直感で思ったので
路地裏徘徊マニアとしては東急デパート脇の「二線路通り」を歩くことにしたんだが、そのまま歩いていると何とその参道にぶちあたってしまった
駅前の狭い路地がみんな結局はあの幹線に1本化されるようで「すべての道は善光寺に通じる」ということだった - ちなみにガソリン代は190越えてたｗ
- ウィッチャーかとおもたわ
- 日本のどこに行くにもアクセスが最悪レベルに悪いのがなぁ
- >>13
そこで気づいたの
長野で一番アツい場所はどこか
それは篠ノ井だということ - 長野駅から善光寺までは2km近く
俺なら「歩く」距離だけど、おそらく地方の人は歩かないし、観光客も歩かないだろう
だが「市街地ゾーン」と「観光地ゾーン」がうまく規模があってかつ隣接していて、その参道がバス通りにもなっているので
店がやってて人がいる活気のある風景が連綿と続いていてかつ導線が機能しているなあと思った
バスも賑わっている。半分は観光客、残り半分は学生さんやおばあさんなど地元民（というか地元民が普通に行楽地感覚で善光寺に行っている）「バスすら死んでいる地方都市」なんてざらなのでこれにも驚いた
- 今まで長野市の商工団体が大型店の進出に反対しまくってたんよ
二昔前にまさに篠ノ井にイオンが出店する構想があったが反対で頓挫した
でも遂に反対運動を押し切って長野市の隣の須坂市に巨大なイオンモールが今年の秋オープンする予定
終わりの始まりといえる - 善光寺を参詣した俺は帰りに「また歩くのはだるいからなあ」と調べたところ
近くに電車の駅があることに気づいた。長野電鉄という私鉄である
ご丁寧に善光寺の前から「駅はこちら」の看板があった。歩いて駅に向かう観光客もちらほらいた駅についてビックリ。何と地下駅
長野には地下鉄があったのだ - ガソリン高いやん
- 長野電鉄は駅舎は古いし、有人改札だし、車両も東横線のお古だし（東急系強くね？長野）
まるで昭和の日本の地下鉄のミニバージョンの生きた化石みたいな感じだったがそれでも驚いたのは、地元民らしき客が結構載っていたことだった
- 毎年蕎麦祭りに行ったり、たまに軽井沢アウトレット行くけどそんなに素晴らしいか？
- タタミゲェジ？
- ながの東急も赤字続きの厳しい経営
長野市も10年後には松本同然に寂れてしまいそう - で、長野駅に着いた俺は、地元民に聴いた「長野で一番うまいそば屋」という
駅ビルにある「草笛」という名店で信州蕎麦をいただき
JR篠ノ井駅のホテルルートインを目指し、篠ノ井線に乗車したここでも驚いた。何としなの鉄道直通電車の乗客がほぼ満員状態だった
東海道線のラッシュには満たないものの、ピーク時の相模線くらいは混んでた - で考えた
長野はなぜ街に人がいて公共交通に人がいるのかそれは2つの要因である
1つは冬場の雪の存在。もう1つはガソリンが高すぎるということだ - まず積雪寒冷地では効率的な居住が求められる。固まって暮らさないと生活が成り立たないの
最たるものが北海道、街を外れると集落１つない無人地帯になる（新千歳空港〜札幌間すらもそんなのばかりだし、旭川・函館レベルのそれなりの規模の都市でもそう）
それゆえに、長野は市街地集中みたいな構図になりやすいと思うのよ
田舎は車社会というけど、雪が降った冬場は、片道20分で行ける場所が徐行や渋滞で40分、1時間かかったりするものだからねとくに長野電鉄は地下を走行するので、雪による弊害をシャットアウトできる
待ってる人も寒くない - もう１つはガソリン代が糞高い事
これは内陸県でプラントから運ぶのが最も遠いためだと言われているつまりどんな車社会になりがちの地方でも190円台が普通みたいな世界だと「さすがに車に乗るのは控えよう」となるわけ
逆に言えば、ガソリンが水くらい安かったら東京の人もみんなクルマ乗るよね？それ以外の手間（駐車場の料金とか維持費とか）がチャラになるメリットがあるなら - たまたまホテルのルートインを取ったのが篠ノ井駅前だった
市街地を外す方が安く手とりやすいしほかにも理由はあるんだが
そのおかげで篠ノ井の街を考察する機会になったここは化けるよ
- 札幌の方が栄えてるし観光客も多いのに札幌批判してる畳がいっても説得力ないわ
山形ほどでなくても猛烈に批判してる函館なんて人で賑わうコンパクトシティそのものだろ - >>28
＞人で賑わうコンパクトシティ
いいじゃん函館も観光地
長野は善光寺がある観光地 - JR篠ノ井駅は篠ノ井線というローカルの停車駅である
そう考えるとどうでもいい雑魚駅みたいに思うだろう。山形でいう奥羽線の蔵王駅みたいなだがここ、特急停車駅なんだよ。みどりの窓口もあるし、待合室もでかい
何より、電車が篠ノ井に着くと大勢の人がドバッて降りてて、利用者も盛んなようだったその証拠に蔵王駅は利用者は日に1000人もいないが篠ノ井駅は9000人近いという
- 「新幹線開通したのに特急？」と思いきや
どうやら名古屋発の特急「しなの」があるらしい。長野は中部地方であり、出先機関や企業の中部支社の出張需要があるということだおまけに長野市には空港がない。すると遠方からの訪問者は松本空港を利用し、そのまま特急で接続することになる。長野市内に入って最初の停車駅が篠ノ井だし、上田方面に用事があれば乗り換える場所でもある
そういう点では篠ノ井は「ただの郊外」ではなく極めてポテンシャルの高い地域だ - 空港無いの最悪でしょ
- 篠ノ井地区を歩き回る
駅の目抜き通りは商店街、古びた地元店が多いがシャッター化はしてないようだった。やたらでかい「婆ちゃんが服買ってそうなブティック」があったりねｗ
風情があるということは地域コミュニティがあり、廃れてないということは金回りがいいということでもある
駅前でありつつ、田舎なので道も広く「適度なクルマ社会」にも適応している
あと公園が多く、庭付きのゆとりのある家が目立つ - 地方は車社会か否かという問いがある
東京人ほど「車社会は捨てろ」という。田舎の人ほど「車がないと生活できない、電車も商店街も4ね」という俺はどっちも間違いだと思っている
最適解は「適度に公共交通が使え、適度にロードサイド店舗があり、適度に地元の生業があり、どっちもできる環境」ではないかと考えるそれに一番近い地方都市が長野市であり、その完成系に慣れるポテンシャルがあるのが篠ノ井ではないか
- >>33
あほかそんな田舎人いねーよ
初めて聞いたわ電車と商店街憎んでる田舎人像 - 雪質良いからニセコみたいになりそうな雰囲気ある
地方都市ウォッチャーの俺が長野に行って気づいた
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