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「きょう朗希、先発じゃないよ」
2019年7月25日。大船渡高校は甲子園まであとひとつに迫っていた。まだ原石だった佐々木が「一緒に野球やろう」と呼びかけて集まった地元・気仙地区の仲間たち。野球エリートのいない県立高がエース佐々木の成長とともに、夢へ手が届くところまできた。そして決勝戦で横綱・花巻東に挑む。そんな試合だった。
ただ、試合前の練習中、メンバーのひとりが言った。『きょう朗希、先発じゃないよ』
「大船渡はホワイトボードにその日のメンバーが書き出されるんです。僕もみんなもそれを聞いて初めて知りました」
先発ピッチャーは、この大会で初登板となる控え投手だった。
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「打者一巡くらいしてリリーフに朗希かな、とみんなで話していました。ただ僕は内心、一番強い相手と戦う決勝戦で、朗希ほどの投手がいるのに、小細工する必要があるのかなと疑問でした。ずっと朗希で真っ向勝負してきましたから。だから先発じゃないということは投げないのかも……と」
試合前、誰かが佐々木に聞いた。投げないの？ 前日の準決勝、129球で完投したエースは「わからない……」といつになく歯切れが悪かった。
決勝が始まった。及川は捕手としてゲームの流れをイメージしようとしたが、どうしていいかわからなかった。点の取り合いに持ち込もうにも、4番バッターである佐々木の名は打線にもなかったのだ。
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試合は一方的になった。4対1、5対1……、9対1と点差が開いていく。静まり返ったベンチで佐々木はブルペンに行く気配もなく、独り考え込むように座っていた。
及川は「バット引き」の係をしていた2年生の控え投手に聞いてみた。
「そしたら彼が『6回か7回から自分が投げる予定です』と。ああ、朗希は投げないんだとその時にわかりました。もちろん諦めてはいなかったですけど、3番の（今野）聡太が怪我で出られなくて、4番もいない。正直3年間やってきてメンバーの力はわかります。この打線で、この点差を逆転できるのかと思った時に難しいんじゃないかと感じている自分がいました……」
2対12。不安と戸惑いの中で県立校は大敗した。ゲームセットの瞬間、及川は流れてくる涙の意味がわからなかったという。
「あんまり覚えてないですけど、勝手にっていうか、悔しくて涙出てきたってよりは、勝手に……わかんないですけど」
及川は佐々木と同じ陸前高田で生まれ育った。高田小3年の時に東日本大震災に見舞われた。父親を亡くした佐々木とともに、がれきの中で野球をした。バッテリーはその時からだ。大船渡高校に入ったのも佐々木から「一緒にやろう」と誘われたからだった。だから無二の仲間である。
ただ、及川は佐々木に「なぜ投げなかったのか」とは聞かなかった。
「聞いても仕方ないというか。もともとすごい選手だったんで。自分たちとは違う選手だったんで……」
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なぜ前日に129球も投げさせたのか
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この時からサボりのわがまま野郎だったんやな
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今野聡太は盛岡大学1年生だ。やはり野球はやめた。あの決勝のことで記憶にあるのは、泣こうにも涙が出なかったことだ。
3番ファースト。だが4回戦で送球に飛びついた代償として右足肉離れ。それからは裏方にまわり、ベンチで声を出し続けた。
「チームメイトが『お前を甲子園に連れていくから、それまでに治せ』と言ってくれていたので、それを信じていました」
だが、決勝戦のベンチはどこかぽっかりと穴が空いたようだった。佐々木が試合中じっと思いつめるように座っていた。
「監督と何か話し合ったんだろうなという雰囲気でした。でも、僕としては最後の試合なのに勝ちにいってるのかな？ と感じました。故障を避けて朗希を投げさせないにしても、なぜ2番手の（和田）吟太だったり（大和田）健人が投げないんだろうと……。彼らは監督に言われなくてもブルペンで準備していたのに……。だから泣くに泣けないというか、不完全燃焼でした」
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>>7
これの後半の方が謎やな -
周りの大人が割れ物のように扱いすぎた
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佐々木という才能を壊さないため――
監督の國保陽平は3年生が卒業する前、自身の決断について説明したという。『佐々木という才能を壊さないため、大人である自分が独断で責任を負った』。それは及川も今野もわかっていた。わかっていてなお、淀みは残った。だからなのか、今野はドラフトで佐々木がロッテに1位指名された時も、複雑な思いを抱えたままだった。
「ほかの部員たちは快く送り出そう、という雰囲気でしたけど、自分はあの決勝のことをまだ引きずっていました」
佐々木とは小学4年からの付き合いで、誕生日は1日違い。今野がクリーンアップを打てるようになったのも、佐々木が打撃のアドバイスをくれたからだった。
つまり今野も、仲間だった彼が戦いの最中に突然、令和の怪物として遠くにいってしまったことを受け入れられなかった。
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部活やのに労基に
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監督が無能すぎて今の何も背負ってない自己中ピッチャーを生み出した
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これにはブサイク中距離バッター松井さんもがっかり😞
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甲子園に出なくても評価される時代やからな
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まぁ前日129球なら休ませてやれよ
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>>15
その前の194球も地味にやばいぞ -
>>18
ほんまや
えっぐ -
この時絶賛してたスポーツライター現役選手OBどもは腹切って死ぬべきだよね
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この監督、前任の花巻農時代も同地区の花巻東に対してわけわからん変則ピッチャー起用して大敗してる
しっかりやらかしの前歴あるクソ監督だよ -
2~3番手投手も投げさせなかったんか
監督はローキのことで周りからやいのやいの言われてブチギレ敗退行為やったんかな
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この頃には既に電通が佐々木朗希と接触済みって話も出てるからな
監督は金か親族を電通に囲われたかで黙らされたんだろう -
仲間を犠牲にしてメジャーでおサボりの佐々木くん
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どーせ
全かけしたナマポが粘着してるんやろな -
甲子園でてさらに登板数増えたら困るやろ
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チームメイト可哀想😢
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はたからみても異常な起用法なのに
エースを守った英雄として監督を祭り上げるキャンペーンに染まる -
プロになるため手を抜く
メジャー行くため手を抜くあれ？本気ってどうやって出すんだっけ？
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どのみち強豪が有利なんだからエース1人に過度な負担で頼らせないように120球制限とかにしとけよ
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エースと4番が決勝サボりとかキツ過ぎるやろ
チームメイトはもっとキレていい -
このころから電通の介入があったとしたら謎ムーブも理解できる
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投げなくて正解
もし投げて甲子園に行って投げ続けたら高校生の時点で壊れてる -
>>32
甲子園で投げまくった田中菊池はTJなし
アマ時代投げてない千賀山本大谷は速攻壊れた
球数なんて本来故障と因果関係なんてない -
>>38
田中はTJやってないだけで肘の怪我はしてたやろ -
>>42
TJはしてないしすぐに戻ってきた医者 -
>>38
田中は手術を避けて保存療法を選んだから同じようなもの
甲子園は勝ち続けたら短い期間で回復できないまま投げて続けるから故障の原因になる -
佐々木出さないのはまだ分かるけど二番手三番手も出さないのは負けに行ってるやろ
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酷使しようが、しまいが
壊れるやつは壊れるってことか -
190球投げさせるスーパー酷使されてるのに監督の英断とか言われてるのアホだよな
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いやバッターとしては出ろや
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謎采配について、MLBが周りの大人に接触したシナリオを当時想像してたけど流石に電通の線は全く想像外だった
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酷使しなかったのに壊れてない？
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なるほどねー
甲子園に行かせたくない思惑の人らになんやかんやしてもろたり言われたりしたんならこうなるんか -
7/21 194球12回完投
7/23 129球9回完投これで7/24投げろはさすがに今の高校球児にはムリやろな
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こいつがロバーツに闘争心ある奴だと思われてんの草
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マジ謎だったな
本人と周りがずっとおかしい界隈 -
190球も投げさせていた大船渡の監督が礼賛されていたのがほんときもかったわ
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194球がやばすぎる
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2番手使わなかったのは
下手に2番手で勝っちまったら甲子園行くことになって
そこで佐々木が投げない訳にも行かずに潰す可能性あったから計画的敗退ってことか？ -
>>47
そらそうよ -
球数多いな やはり四球多いのか
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高校から酷使された松阪
プロで酷使された野茂
高校でもプロでも酷使されなかった佐々木 -
ハリーが言った通りになったよね
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甲子園なんて阪神に入ればいくらでも投げられるしな
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デンツ朗希
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昔からの仲間にすら自分の口から何も言ってなかったんやな
そら縁切れるで -
史上2人目の日米200勝達成したダルもメジャー行ってからだけど離脱多かったしな
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田中はTJやってれば晩年こんなにならんかったのちゃうの
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これ監督に謎の力働いた？
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>東日本大震災に見舞われた。父親を亡くした佐々木とともに、がれきの中で野球をした。
そういや311の前の年の日本一はロッテだったな
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まあでも故障するんですけどね
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花巻東に行ってたら大谷2世だとチヤホヤされて甲子園のスターにもなれてたのにアホやなこいつ
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この日わざわざBS10て中継入ってたんよな
代打でぐらい出してやれば良かったのに -
労基のゴールは巨額契約結ぶことなんやろ
甲子園とかリーグ優勝とかどうでもええんやろ -
教育の敗北
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マジな話、大和田くんと和田くんはなんで投げてへんのや
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>>67
負けないといけないから割とマジで -
>>69
負けたかったんならそれこそ決勝じゃなく準々で良かったんじゃねえの？ -
強豪校のほうが2枚3枚揃ってるから酷使は少ないよな
藤浪も桑田も田中も松坂も全試合1人では投げてないし1980年以降の夏の甲子園で初戦から決勝まで5試合ないし6試合全試合1人で完投したのは報徳金村と佐賀商峰と西日本短大森尾の3人だけでプロで投手になったのはいない -
流石に蒸し返される案件じゃない
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