大阪万博、いよいよ来年開幕。リングの使い道決まって良かったな

万博成功へ地元団結を　大阪商工会議所の鳥井信吾会頭
https://www.sankei.com/article/20240107-NBVP5NS6IZOQPHELEZH7QMDSZU/
令和５年は新型コロナウイルス禍が収束する一方、ロシアのウクライナ侵攻が続き、イスラエル軍によるガザへの攻撃が始まるなど、世界の矛盾が一気に噴き出した年だった。

そうした中、関西ではプロ野球日本シリーズで阪神とオリックスが対戦する「関西ダービー」が実現し、両チームのリーグ優勝を祝う大阪・神戸両市でのパレードは大いに盛り上がった。関西の景気、元気、やる気の「気」が高まり、素晴らしい形で６年を迎えることになった。

大阪・関西万博の開幕まで１年となり、成功に向けて地元が一致団結するときがきた。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を突き詰めると、ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）達成や、ＩＣＴ（情報通信技術）を活用した社会構想「Ｓｏｃｉｅｔｙ　５．０」の実現ということになる。

万博会場の夢洲（ゆめしま）（大阪市）には世界の国々や国際機関が半年間集まり、それぞれの価値観に基づいて展示や議論、ワークショップを展開し、さまざまな社会課題を提示する。会場のパビリオンなどを巡って楽しむのももちろん良いが、どんな問題提起がされているか、若者や中小企業・スタートアップ（新興企業）の経営者はリアルで感じ取ってほしい。世界を目指すヒントがあるはずだ。

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(おわり)