女子サッカーカナダ代表、監督がドローンでスパイ行為をしたので勝ち点を6点減点されて終わる

【サッカー】女子カナダ代表の勝ち点６減点をFIFAが通達　監督らがドローンでスパイ行為

国際サッカー連盟（FIFA）は27日、パリオリンピック（五輪）に出場中のサッカー女子カナダ代表から勝ち点6を減点すると発表した。

ドローンによるスパイ行為を続けてきた同国代表のプリーストマン監督と、関与した2人のコーチを1年間の資格停止とし、同国協会には罰金20万スイス・フラン（約3500万円）を科した。

大会前の22日、1次リーグ初戦の対戦相手だったニュージーランドの練習偵察を目的にドローンを使用したスタッフが現地当局に拘束された。

プリーストマン監督は2−1で勝った25日のニュージーランド戦の指揮を辞退し、カナダ・オリンピック委員会は26日に同監督の離脱を発表した。

女子カナダ代表には以前からスパイ行為の疑いがあり、地元メディアなどによると、金メダルを獲得した前回の東京五輪でも初戦の相手だった女子日本代表の非公開練習を撮影していたという。

なお、カナダ協会はスポーツ仲裁裁判所（CAS）のオリンピック特別裁判所に異議を申し立てることができる。