弁護士さん、法廷で録音を試み、即日制裁裁判に

法廷録音を試みた弁護人が手錠かけられ法廷外へ　異例の制裁裁判に発展　大阪地裁

大阪地裁で5月30日、ICレコーダーで法廷録音をしようとした弁護人が、
裁判官の退廷命令に応じず拘束される事態が起きた。

傍聴していたライターの普通氏によると、中道一政弁護士は手錠をかけられ、
職員ら3人に抱えられるような姿になり、拘束室に連行されたという。

岩﨑邦生裁判長は法廷等の秩序維持に関する法律4条1項に基づき、制裁裁判を午後から行い、
過料3万円を言い渡した。弁護人の制裁裁判について、最高裁の「令和3年の刑事事件の概況」によると、
2017?2021年はゼロ。
制裁裁判自体も2019?2021年は1?2人で、極めて異例とみられる。
https://www.bengo4.com/c_1009/n_16063/

経緯
開廷直前、弁護人がICレコーダーのようなものを机の上に置く。裁判官が、録音していませんか？と聞くと、答えません、と。
「その機会の電源を切ってしまってください」「答えません」
「命令しています」「根拠を教えてください」
「期日間に言ってます」「録音することで何の秩序が乱れるのか」

「退廷してください」
「秩序を乱してない理由を聞いてるんです」
「いいから退廷してください」
～以下、しばらく同じやりとり～
「警察権（？）を執行します」
法廷の外から職員と制服を着た人が数名
「退廷命令を執行します」
「あなたの命令は受けません」
「抵抗したら拘束しますよ」

「録音してはダメな理由を教えてください」
「もう何度もしています。議論はしません」
「拘束してください、手錠をかけてください」
体をひねるなどして、抵抗する弁護人。
拘束に来た人も「ほら、危ないから」と暴力はふるっていないようには見える。

https://twitter.com/boutyouworks/status/1663379693750611968

（続く）

弁護人、観念して「もう、わかったから荷物だけ置かせてくれ」と言い、
ICレコーダーのようなものは机の上そのままに、
証拠類と思われる紙の資料は被告人に「これはあなたの記録だから持っててください」と言って渡す。
「携帯は被告人と連絡とれなくなるからダメ」と何か対処（見れてない）。

被告人、心配そうに弁護人を見る。
弁「そのまま進めることはないと思うから」
裁「必要的弁護事件でないから進めますよ」
弁「それなら意地でも出ない」抵抗
3～4名で抱えられるような姿にもなりながら、拘束室（？裁判官が言ってた）に連行される。
裁「制裁裁判を午後から行います」
以上

やってることが司法に対する重大な挑戦だわ

なんちて