引きニートこどおじ（41）、大晦日にマッマとアッネを刺し殺し懲役30年

無職の本多新被告（41）は、2020年12月31日、流山市の自宅で母親（当時72）と姉（当時42）を柳刃包丁で複数回刺し、殺害したとして殺人の罪に問われています。

これまでの裁判で本多被告は起訴内容を認めていて、検察側が懲役30年を求刑した一方、弁護側は情状酌量を求めていました。

28日の裁判員裁判で、岡部豪裁判長は「被告は大学を中退後、ほとんど職に就かず、引きこもっていた。社会生活に適応できないのは幼いころから母に否定的な態度をとられて精神的に追い詰められたことによるものであり、姉も連携して自分を追い詰めていると思ったなどした結果、2人を恨むようになり犯行を計画した」と述べました。

そのうえで、「強固な殺意に基づき、冷酷かつ残虐に2人の殺害を遂行し、極めて悪質だ」と非難し、求刑通り懲役30年の判決を言い渡しました。