斎藤知事｢わいせつ文書､情報公開請求が来たら対応考える｣→請求が来る→県｢公開しません｣→知事｢私はそもそも公開非公開の話はしてない｣

斎藤知事は３月５日の定例会見で、告発文書を作成した元県民局長の公用パソコンに保存されていた私的な情報について
「倫理上、不適切なわいせつな文書」などとしたうえで、情報公開請求があれば対応を検討する考えを示していました。

しかし、県の人事課によりますと、知事が指摘する文書については、「通常他人に知られたくないと認められる非公開情報」にあたるなどと県として判断。
１８日、これまでの情報公開請求に対して開示しないことを決めたということです。

１９日、改めて５日の発言の正当性を問われた斎藤知事は…

（兵庫県　斎藤元彦知事）「私は公開する・しないということをそもそも前提として発言しておらず、
３月５日に百条委員会で報告書が議決され、新たな局面になった中で、（元県民局長の）懲戒処分の内容を説明した」

「わいせつ」と私的な情報の内容に言及した意図は「新たな局面になったから」で、問題はないと強調しました。

他ソース
https://www.sankei.com/article/20250319-IEWZDQZAFVKBPIMU4USVY67POQ/

斎藤氏は今月5日の会見で、告発した元県幹部の男性＝昨年7月に死亡、当時（60）＝の私的情報について「倫理上極めて不適切な、わいせつな文書を作成していた」と言及。

また、「公用パソコンは県民の税金で買っている」「県民も関心があると思う」などと述べ、公用パソコンの内容について情報公開請求があれば、
開示する可.能性も「議論をしていくということはあり得る」としていた。

5日の会見以降、県人事課には「公用パソコンの中身を開示してほしい」といった問い合わせや、公用パソコンの中身について情報公開請求が複数寄せられたことなどを踏まえ、
同課などで公開するかどうかを協議。

情報公開条例に基づき、「個人のプライバシー保護の必要性などを総合的に勘案し、公益上必要があるとは言えない」などとして非公開にすると決定したという。

斎藤氏は19日の会見で、非公開とする県の決定に「条例の規定に基づいて人事課が判断した」と説明。

男性の私的情報の公益性についての認識を問われると、「行政としての判断なので、個人の見解としてコメントをすることは差し控えた方がいい」と回答を避けた。