検察審査会「買収された地方議員は起訴されるべき」→広島の地方議員、会見で激怒猛反論「金を渡されるのは普通」

「罪悪感ない」…「起訴相当」の広島市議5人、会見で捜査批判
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a6d4b0647112ee2436250e497d6d964c3ed42b6

2019年7月の参院選を巡る大規模買収事件で、
河井克行元法相＝公職選挙法違反罪で実刑確定＝から現金を受け取ったとして
検察審査会が「起訴相当」と議決した広島市議5人が2日、弁護士とともに市内で記者会見した。
5人とも「買収の意図は感じなかった」と同法違反の認識を否定した上で、東京地検特捜部による捜査を批判した。

会見したのは、それぞれ現金30万～70万円を受け取った
木山徳和▽伊藤昭善▽谷口修▽藤田博之▽三宅正明――の5市議。
公表した「共通コメント」では、
「国会議員からはお中元やお歳暮のような形で現金を渡されることはこれまでも多くあった」
として、現金授受を「普通のことだった。罪悪感はなかった」と釈明した。

その上で、検察官から
「捜査の目的は克行氏を処罰すること」
「先生には何もするつもりはありません」
などと捜査への協力を求められたと主張。取り調べは連日朝から夜まで続き、
「寄付を受ける時に選挙という文字はかけらもなかったか」などと迫られた結果、
「（選挙と）無関係と断言できず、調書に署名してしまった」などと
買収目的での授受を認めた経緯を説明した。

同席した久保豊年弁護士は「無理な自白強要があった」と批判した。

この事件では、いったん不起訴となった地方議員ら100人のうち81人について、
東京の検察審査会が「起訴相当」や「不起訴不当」と議決。検察当局が再捜査を進めている。
【中島昭浩、賀有勇】

◇広島市議5人の受領額と回数

藤田博之（84）　70万円（2回）

木山徳和（70）　30万円（1回）

三宅正明（49）　50万円（2回）

谷口修（75）　　50万円（1回）

伊藤昭善（71）　50万円（2回）

議員報酬に秘書代に宿舎に交通タダ券、政党交付金にパーティー券の収入があるのに、選挙買収してたら金がなくなるに決まってるじゃん