秋田 佐竹知事「無駄にスタジアム要求してくるサッカーと違ってバスケはちゃんと使用料払ってるんだよねぇ…」

２日の県議会では一問一答方式の「総括審査」が行われました。１日に穂積秋田市長が新スタジアムの整備場所を「八橋が一番有力だと思っている」と述べた事に対し、佐竹知事が答えました。

秋田県　佐竹知事：「穂積市長も個人的な思いもという発言もあるので、市として組織決定、あるいは市の認証を受けたものではない。この後、市の方でどういう風に処理するか見極める必要がある」

秋田市が主導して建設場所を選定する中、県の関わりついての質問も出ました。

秋田県議会　瓜生望議員：「早期に場所を選定するためにもある程度県の方ももう少し発言を強められないか」

秋田県　佐竹知事：「中核市でもあるので、市には力、能力がある。市の方にお任せしながら私の方は側面支援。今回の八橋（案）もうちの方に事前に話もないので、まずは市の方で主導権を握ってもらいたい」

「県はもう少し寄り添うべき」「非協力的ではないか」と県の姿勢に不安を感じる意見も出る中、佐竹知事はクラブに注文を出しました。

秋田県　佐竹知事：「資金調達の面で（クラブには）専門家がいないので、これを置くように何回も言っている。チームがもっと主体性を持つべきだ。これが一番の議論の空転の元かなと」

クラブへの注文は、新県立体育館をホームアリーナとするバスケットボールの秋田ノーザンハピネッツとの比較にまで及びました。

秋田県　佐竹知事：「ハピネッツの方はすでに県の方に多額の使用料を払うと言っている。かなりの高い使用料を。そこら辺の経営感覚の問題が今まで相当響いている」