識者が総括｢小室圭さんは日本に､日本人に圧勝した｡我々はもう他人のことはいいから自分を立て直そう｣

2017年の婚約内定会見から世間の注目を集め続けた小室さん。今年も、2度目の試験不合格となった2月から話題になり続けた。
合格をつかみ取った夫妻の新生活はどうなるのか、また、5年にわたった“小室騒動”を皇室ウオッチャーでコラムニストの辛酸なめ子さんに聞いた。

小室さんは来月、正式に弁護士登録される。年収は約600万円とされた法務助手から3倍以上の2000万円ほどになるとみられる。
試験合格後、直撃した日本メディアに無言を貫き、一切発信しない意思を見せた。

一方で、現地関係者によると、今月12日には眞子さんが日系人会のパーティーに出席。自身が望んだ「海外での拠点づくり」は順調なようだ。
日本とは距離を置き、昨秋の渡米から1度も里帰りせず、2度目の新年を迎えることになりそうだ。

5年前、婚約内定会見で一気に時の人となり、その動向は世間の注目を集め、賛否の声が渦巻いた。
辛酸さんは、小室さんを「メンタルモンスターなシンデレラボーイ」と表現。
そのメンタルを構成するのは「（1）内親王に大学在学中にプロポーズできる勇気、（2）母の佳代さんに溺愛されて育った自己肯定感、
（3）インターナショナルスクールで培ったフレンドリーなコミュニケーション力、（4）周囲を気にしない鈍感力」と分析している。

怪物級のメンタルだからこそ、眞子さんが望む「皇室から連れ出してくれる王子様」となれたのかもしれない。
そして、そのメンタルで結婚に突き進む姿に国民の皇室観が激しく揺さぶられたのか。

辛酸さんは「皇室は上品でつつましやかで雲の上の存在という考え方・価値観を大きく変えた。
権威や地位の時代から個の時代に変わってきた社会的な価値観の転換点に登場してきたこともあり、国民が興味を引かれたのでしょう」と考えている。

“強行突破”にもみえた結婚と、合格確実なのではと思っていた国民を驚かせた2度の不合格。国民はやきもきしながら見てきた。

辛酸さんは今年の小室さんを「試験に勝っただけでなく、日本に圧勝した」と評価する。
円安で当初は日本円で2000万円といわれた弁護士の給料が3000万円になったことにも「日本の経済や国力が弱まるほど小室さんが勝つという“謎の敗北感”がある」と苦笑い。

「金銭トラブルの際に公表した文書も読むだけで相当時間を使った。国民は勝手に心配、結構無駄な時間を費やした」とこの数年を振り返った。

来年は夫妻が思い描いたNYライフが軌道に乗り始めるだろう。
辛酸さんは「私たち庶民はもう無駄な時間を使わず、小室さんの働きぶりを見守りながら敗北感から立ち直っていきましょう」と小室さんからの“卒業”を誓った。

ヤフーとかのネット調査なんての信用ないし、たぶん実際に叩いてるのは日本人の2％もいない