なぜ日本人はラガーばかり飲んでエールを飲まないのか

ご当地ビール第１弾「藤枝エール」　月内に発売

　藤枝市の新たな魅力を発信するクラフトビール「藤枝エール」の第一弾が完成した。
市内の農家が育てた希少な早生（わせ）ミカン「藤枝柚香（ゆこう）」を使い、地域おこし協力隊として今年六月に活動を始めた満藤直樹さん（５３）＝同市田沼＝が企画した。
十一月中に市内の飲食店で発売する予定で、価格は調整中。「酸味がすごくすっきりと残っている」（満藤さん）のが特徴だ。　（福沢和義）

　満藤さんは、クラフトビール製造所「アオイブリューイング」を静岡市葵区で創業した。コロナ禍で同市内の事業を譲渡。藤枝市での再出発を決め、藤枝エールのシリーズ化を目指している。
第二弾として、フジ色のクラフトビールの開発も進めており、いずれもアオイブリューイングに製造を頼んだ。

　市内の飲食店関係者や、北村正平市長、藤枝商工会議所幹部ら約四十人を招いた報告会が藤枝市駅前の「フジキチ」であり、開発の経緯などを紹介。
試飲後、飲食店関係者から「レモンを搾って食べる料理にぴったり」「白身魚に合いそう」などの感想が寄せられた。満藤さんは「とても満足できるビールが出来上がった」と自信を見せた。
https://www.chunichi.co.jp/article/575928