中国製宇宙ステーション、2回目の有人宇宙船とドッキング成功、女性含む3人で半年滞在予定

中国、有人宇宙船打ち上げ＝女性含む３飛行士、半年滞在へ
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【北京時事】女性１人を含む飛行士３人を乗せた中国の有人宇宙船「神舟１３号」が１６日午前０時２３分（日本時間同１時２３分）、
酒泉衛星発射センターから長征２号Ｆロケットで打ち上げられた。
約６時間半後、地球軌道上で建設中の宇宙ステーションの中核施設「天和」とのドッキングにも成功、
今後半年間滞在する。今年６～９月に３カ月滞在した３人に続く第２陣で、米国に対抗できる「宇宙強国」への着実な前進をアピールした。

　中国は２００３年に初めて有人宇宙飛行に成功し、過去７回延べ１７人を宇宙に送り出している。
今回搭乗した女性飛行士は空軍パイロット出身で、５歳の娘を持つ王亜平さん（４１）。
１３年６月に「神舟１０号」で１５日間宇宙に滞在しており、２度目の宇宙飛行となる。女性で初めて船外活動にも挑戦する。　

中国は今年４月に「天和」を打ち上げて独自の宇宙ステーション建設に着手。
今後も実験モジュールなどを６回にわたって打ち上げ、２２年中の完成・運用開始を目指している。
日米欧などが共同運営する国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）の老朽化が進む中、中国は将来「唯一の宇宙ステーション保有国」となる可能性がある。

あとは無重量を生かした遠距離へのスペース顔射が見てみたい