Z世代「すまん、大阪万博って何？いつやるの？」ガチで関心ない模様

大阪万博、Z世代は関心ない？　流行語生み出す識者「バズりが必要」

　来年4月に開幕する大阪・関西万博の機運がなかなか盛り上がらない。大阪府・市が昨年12月に行ったアンケートでは、来場の意向を示したのは3割ちょっとで、2年連続で減少した。マーケティングアナリストで、若者文化に詳しい芝浦工業大学の原田曜平教授（47）は、10代から20代半ばの「Z世代」へのPRがカギだとみる。

　――大阪・関西万博はZ世代に刺さっていますか?

　大学の研究室の学生ら約40人に聞いてみると、いつから始まるのか、そもそも何をやるのか、ほとんどわかっていない状態でした。建築学科系の学生で「パビリオンを見たい」という声もありましたが、万博のことを少し知っている学生でも「なんかお金でもめてるんでしょ」というくらいの知識でした。

　関西に住んでいる学生で「ポスターを見たことがある」という声もありましたが、生活しているうえで、万博の情報は「ほぼほぼゼロ」。ポスターはあっても、大げさに言えば「空いている時間の全てでスマホを見ている人たち」のスマホ上で情報が流れないのは致命的だと思います。

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