SCP-████-JP 安倍晋三

オブジェクトクラス: Keter

—

特別収容プロトコル:

SCP-XXXXに暴露された個人は、直ちに隔離される必要があります。対象者は、安定した隔音室に収容し、外部との音声およびテキストによるコミュニケーションを一切遮断してください。暴露者の口頭および書面での出力は定期的にモニタリングされますが、これらの記録は記録後48時間以内に破棄されることが推奨されます。

インターネット上でのSCP-XXXX関連のミーム汚染を防ぐため、財団は主要なソーシャルメディアプラットフォームや掲示板サイトを24時間監視し、安倍晋三のフルネームを不自然な頻度で連呼する投稿やコメントを発見次第、即時に削除し、発信元のIPアドレスを追跡することが義務付けられています。

SCP-XXXXに関連する文書、音声、映像記録は、財団のセキュアサーバーに保管し、許可された研究者のみアクセスが許可されます。アクセスにはミーム防御訓練を受けた職員が必要であり、2人以上の職員による監視下で行われることが推奨されます。

万が一、財団職員がSCP-XXXXに暴露した場合、即時に勤務停止措置を取り、記憶処理を施し、その後の心理療法を行います。特にSCP-XXXXに関連する情報が拡散するリスクが高まった場合は、日本国内における広範な情報統制が実施されます。

—

説明:

SCP-XXXXは、元日本国首相である「安倍晋三」のフルネームを音声およびテキスト形式で無意識的に連呼させるミーム汚染です。この異常性に暴露された者（以下、SCP-XXXX-1）は、最初は「死者への冒涜である」と認識し、強い抵抗感を示しますが、徐々に無意識のうちに「安倍晋三」を繰り返す行動を示すようになります。

SCP-XXXXの汚染効果は非常に強力であり、対象者は自分の意思に反して、日常会話や文章作成中に突如として「安倍晋三」という言葉を挿入するようになります。SCP-XXXX-1は、自身がその名前を連呼していることに気づかず、他者から指摘されてもその行動を自覚することができません。この影響が長期にわたる場合、対象者は最終的に他のコミュニケーション能力を失い、ただ「安倍晋三」のみを発声または記述する状態に陥ります。

SCP-XXXXの拡散は、音声・テキスト形式問わず、安倍晋三のフルネームを聞いたり読んだりすることで起こります。特に、オンライン上のテキストコミュニケーションにおいて、その拡散スピードが確認されています。このため、SCP-XXXXの感染力は極めて高く、無防備な状態での暴露は世界規模のパンデミックを引き起こす可能性があります。

SCP-XXXXの起源は不明ですが、最初の感染報告は2023年、日本国内のインターネット掲示板にて、特定のスレッドにおいて「安倍晋三」を連呼する複数の投稿が確認されたことに端を発します。以降、この現象は瞬く間に拡大し、財団が介入するまでに日本国内外で数千件の感染例が報告されました。

現在のところ、SCP-XXXXに対する完全な治療法は見つかっておらず、財団は引き続きその解明と封じ込めに努めています。

今回なら山上の姿を見たら次の日から「安倍晋三」しか言わなくなるとかの方がいい