日本のド真ん中を「シナ鉄」という鉄道が走っている事実

しな鉄、１１５系「長野色」　来月引退へ　今月２７日にツアー企画
2021/11/09 11:03
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021110900054

しなの鉄道（上田市）が運行する１１５系車両の「Ｓ１５編成」（３両）が
１２月上旬に営業運行から引退する。
水色の「長野色」の１１５系は全国でこの３両のみ。同社では長野色が見られなくなる。
今月２７日には、鉄道写真家中井精也さんと同編成に乗って写真を撮影した後、講演を聞くツアーを企画した。

Ｓ１５編成は１９７８（昭和５３）年の製造。
２０１５年の北しなの線開業時にＪＲ東日本から有償で譲渡され、長野色のまま運行。
走行距離は１０月末時点で５４４万キロ余だ。

ＪＲ東日本長野支社によると、長野色は９８年の長野冬季五輪を契機に導入。
「エレガント」をテーマにグレーに水色と黄緑色の帯を配置し、
五輪前年までに県内を走る全ての１１５系に塗装した。

引退はしなの鉄道が進める車両更新の一環。
同社は「引退せざるを得ず残念だが、残りの期間に乗車してほしい」とする。
ツアーは昼食付きで２人（税込み５万円）か３人（同７万５千円）で受け付ける。
同社ホームページのＱＲコードから申し込む（先着４０人）。
２６～２８日は小諸駅で中井さんの作品展示などがある。

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