イギリス軍トップ「ロシアと戦争する準備が出来ている」

英国陸軍長官"東欧でプーチンと戦う準備はできている"

ロブ・マゴワンは、ロシアとの緊張が高まる中、要請があれば『今夜でも戦う』と語った。

ロンドン – ウラジーミル・プーチンが他の東欧諸国に侵攻した場合、イギリス軍は「今夜」ロシア軍と戦う用意があると、イギリス軍トップが木曜日に語った。

「もしイギリス軍が今夜戦えと言われたら、今夜戦うだろう」とイギリス国防幕僚長のロブ・マゴワン氏は下院国防委員会で語った。「この部屋にいる誰もが、もしロシアが今夜東ヨーロッパに侵攻してきたら、我々はその戦いで彼らと戦うことになるだろう,

ラトビアやエストニアを含む東欧のNATO加盟国は、ロシアによる本格的なウクライナ侵攻に神経を尖らせており、東側でロシアと国境を接するフィンランドは今週、重要インフラの破壊工作について警告したばかりだ。NATOの集団的自衛権に関する規則では、ある加盟国への攻撃はすべての加盟国への攻撃とみなされる。

マゴワンの厳しい口調とは裏腹に、欧州がエスカレートした場合の英国の軍事力には懸念が残る。
英国の陸軍は1700年代以来最小の規模にある。先月、ジョン・ヒーリー国防長官はPOLITICOに対し、夏に労働党が政権に就いた後、軍隊の状態は「我々が考えていたよりはるかに悪い」と語ったばかりだ。

ヒーリーは水曜日の午後、経費削減プログラムの一環として、5隻の軍艦と12機の軍用ヘリコプターと無人機を削減すると発表した。英国は現在、戦略的防衛見直しを行っている。

マゴワンは木曜日、イギリス軍には「さまざまな作戦上のリスクと作戦上の強み」があると国会議員に語り、以前にも「より高い殺傷力」が必要だと語ったという。

国防省が木曜日、英軍が迅速な配備を目的とした砲兵システム、アーチャー移動榴弾砲の実射テストを完了したと発表した中で、この尋問は行われた。これは、フィンランドで12日間行なわれたNATOの訓練中に行なわれた。

ウクライナへの侵攻は容認ってわけだー