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以下、小田原の知り合いに会いに行って気づいたことを書きます
- 分析スレと画像スレどちらかにしてくれよ
- 良いカメラ使ってそう
- まず、首都圏とは，何か
- 先日、知人の地元の小田原に行き、市内をちょっと案内してもらった
まず小田原駅に到着し、橋上改札に上がる。駅舎は再開発されており、品川駅を小ぶりにしたようなガラス張りで天井の高いコンコースに巨大な小田原提灯がぶら下がって我々を出迎えてくれた
休日というだけあって駅構内は大勢の乗客で賑わっており、知人と落ち合う際に時間を要したほどだった - 君って本当に首都圏好きだよね
都会コンプレックスなんでしょう？
- ほどなくして知人と合流。駅構内を海側に抜けて外に出る。ペデストリアンデッキの上である
目の前はバーガーキングなどがある再開発施設。振り返ると小田原駅の駅ビル。右手には城下町風情を再現した和風の観光モール「ミナカ」があり、その奥に天守閣が見える
とにかく再開発された施設群が目立つ駅前であった - 小田原市はeスポーツに力入れてるからオタクにも住みやすいんやないか
- 小田原城の中はいかにもお城観光地の典型という感じであった
お堀があり、いくつかの門や石畳は当時の配置であるが、天守閣は戦後再建の「巨大レプリカ」である
知人によるとこの城も最近リニューアルしたようで、姫路城みたいに外装は白が強調されたほか、内部の博物館の展示もガラスケースをただ並べるだけではない、ビジュアル重視の凝ったデザインの博物館になっていた
上に上がると、小田原の街を一望することもできたここまでで課題点は何もなかった
- だがふとあることに気づいた
「観光客しかいなくね？」ということだ
駅構内から城まで歩いて来て、見かけるのはインバウンドを含めた訪問客ばかり
外国人は風貌で分かるし、日本人も会話内容や「行楽感覚」のファッションでわかる
地元の人の気配が、ほとんどないのである - 小田原城とかいうただのコンクリ建築
- 駅前に引き返す。知人は小田原の商店街を案内してくれた
表通りから、歓楽街によくあるような色のついた石畳の敷かれた細い路地に入る
そこであることに気づく。さっきまで数ブロック手前まで観光客しかいなかった街並みで、一瞬にして「地元の人の匂い」がするようになった
チャリで買い物に来るような、生活感のある駅前の街の雰囲気だ。ファストフード店があり、ドラックストアがありそして中央には居ぬき店舗のＭＥＧＡドン・キホーテがあった - (´･ω･`)昔は城址公園に動物がいっぱいいたんだよ
- ここで俺はあることに気づいた
これまで小田原駅から周辺を歩き回って、駅前にある大型店を初めて見かけたのはこのドン・キホーテだった
それ以外には、デパート、ファッションビル、イトーヨーカドーやジャスコのような類は一切ないのである。仮にも地方都市の中心街なのにだで、知人に気になった点を指摘すると「あ、ここに大型店が並んでいたんだよ」と指さしていた
ドンキの向かいが、広大な空き地になっていたのだ - (´･ω･`)ドンキになる前は長崎屋だったよ
5階にあったオアシスっていうレストランが何食ってもそれなりにうまい隠れた名店だった - 知人によると、かつてここにはアプリやエポという名前の地元の大型店が並んでおり、大型店結集点だったという
このドン・キホーテも古びた外装で居ぬきと察しがついたが、もとは長崎屋だったそうだ
もっというと、駅の目の前にある土産物屋とコンビニが入ってる雑居ビルは、昔丸井だったというそう。本来の小田原は、駅前から大型店が奥の商店街にかけて複数続いていて、その合間に地元民の買い物の店がひしめき合う街だったというわけである
- (´･ω･`)駅前のゲーセンは昔丸井だったよ
- ヒルメシ時だったので、さっきいったバーガーキングでハンバーガーを食べた
私は（変わり者と思われがちだが）観光でも特に食事にこだわらない。店内に入ると大行列ができていたほとんどが外国人である
要は日本人と比べると食事のこだわりがほぼなく、とくに日本文化に不慣れなアメリカ人などは、安定の世界共通のファストフードに集中するということだ
首都圏においても、バーガーキングはある一定レベルの賑わいのある街じゃないと進出しないものだが、小田原みたいな地方都市でなんで存在するのか疑問だったが察しがついた
世界中の観光客が大勢集まるので、囲い込みでペイできるのだ - その時私はふと気づいたのである
小田原の市街地にあるほとんどは「観光客向けのサービスしかない」ということである
駅構内、駅ビルはもちろん、路面店も、旅行者向けの土産物屋や海鮮などを提供するような観光メシ屋（そこにはインバウンドのためのバーキンも含む）だらけである地元民が普段使いする店の存在は、ほとんどなかった
いや、MEGAドンキ前の細くて200mもない1本の通路とその近所だけに縮小され、囲い込まれているような状態なのである - (´･ω･`)みんな車を持ってるから小田原で買い物するなら鴨宮の方に行くよ
- 知人によると「ミナカ」はできた当時は話題になったがそれ以来ほとんど行かないという
理由は簡単だ。そこにあるのは土産物屋であり、単価が高くかつ「地元民にはわざわざ店に行かなくても実家で死ぬほど食べなれたような」海産料理が出るような観光飲食店である
地元民にとって意外性はなく、さんざん見飽きた郷土系の売りものしかなく、普段使いの店はほとんどないのだから、そりゃ行かないだろう
ちなみにここは本来は、花屋やチェーン居酒屋などがある普通の商業雑居ビルと、駅の駐車場があった場所だったそうだ - (´･ω･`)小田原市街は一方通行だらけな上に駐車場事情が悪いから車では近づかない方がいいよ
- 私が小田原に感じたのは「自分たちの街が、自分たち以外のもののための街」になってしまうという失敗した都市開発であった
知人によると小田原駅が再開発されたのも、ここ20年の新しい現象だという。その前はただ駅前立地の古城があるだけの「どこにでもある普通の地方都市」だったようだ
さらに知人から聞かされたのは、再開発の際に地下街も一度潰し、今は全部新装しているということだったが、そこにも知人が魅力を感じるようなテナントはもうないということであった - (´･ω･`)アミーおだちかは色んなお店が入ってたから地元の人もよく利用してたよ
- 小田原がこの20年程度やってきたまちづくりは「ただの地方都市」からの脱却だったということだったのである
小田原に観光客が集まるのは今も昔も同じことである。だが、あくまでそれは箱根・伊豆エリアの広域観光の玄関としてのことだ。その中では最も東京側、手前にある主要都市であり、ターミナル駅でもある
小田原駅で新幹線を降りて箱根登山電車やバスで箱根方面とか、小田原を起点に伊豆方面を周遊はあっても、素通りされる街だったということではないか恐らくは、その解消のために、魅力づくりに腐心し、「ただの惰性で続いていた地元の店屋」の並びが、再開発観光商売施設になり、結果路面店も地元の店から和モダンなオシャレ飲食店や観光土産店みたいなものに切り替わった
ビジホや民泊的何ももちろん多くあった - で、俺は知人に聞いた。「じゃあ地元の人はどこに集まるのよ」と
そしたら「ちょうど時間がいいからついてきて。場所を移るよ」と言われた
さっきの駅ビルに入り、駅構内を抜け、新幹線乗り場のある山側に抜ける。こっちは表と比べると静かな感じで裏口のようだ
バス乗り場の真ん中に地域のシンボルの戦国武将・北条氏像があり、ちらほら人が並んでいる。「ここで少し待ってて」と言われた - しばらく待つと、真っ赤なマイクロバスが走り回ってやってきた
車体には「コロナワールド」と書いてある。ラウンドワンのような東海地方ローカルの娯楽施設の送迎バスである
小田原は神奈川県ではあるが、新幹線の沿線だったり、御殿場線がJR東海だったり、方言が静岡訛りだったり、何かと東海志向が強い（ゆえに首都園との文化的温度差もある）
そのままマイクロバスに乗り込む。周囲の人たちは観光客感は皆無の、地元の普段着の若者や中年、制服高校生であった余所者の自分には「明らかに居心地の悪さ」があったが、彼らには駅前市街地よりももはやこの車内こそがホームなのだと感じた
- (´･ω･`)裏駅(西口)のロータリーはミドリムシが見張ってるから車から離れちゃダメだよ
- バスはそこから「街の外周」をなめるように市街地を避け、地元の道をクネクネ走って東に向かう。東海道線で言えば東京方面に当たる方角だ
家並みは首都圏と比べると新築は少なく、古ぼけた昭和時代の日本家屋の比率が目立つ
それも蔵のある古民家という感じでもない。店舗兼住宅的な個人商店、トタン屋根の平屋の銭湯だったり、昭和の下町的な雰囲気が強い
風情に関しては静岡県の清水とかにすごく似ている。典型的な東海型の地方都市なんだと車窓を見て気づく - 20分ほど走ったあたりで、マイクロバスは住宅街から、工場の入場ゲートみたいな細い通路に入り、私有地の校内道路をひた走る
すると目の前に巨大駐車場付きの「コロナワールド」の建屋が出現した。その一番メインのエントランスの屋根の下におろされ、我々は梅雨明けの強い日差しを避けて中に入ることができたのだ - 小田原の農協職員はどんな感じ？
- 小田原厚木海老名大和なんてヤリマンばっかやぞバンバンやりまくれ！夏やしなムラムラよそら
- 知人はゲーマーなので、涼みがてらコロナワールドで少し遊ぶことにした
ラウンドワンと同様、ゲーセンがあり、ボウリング場があり、何でもありの施設のようで、さらにはパチ●コやスパ銭付きでサウナ替わりで宿泊もできるそうだここでは、小田原駅前市街地とは比べ物にならないくらい大勢の人を見かけた。皆地元民で、休日ともあってファミリーや若者層が目立った
裏を返せば、小田原の市街地で（観光客以外で）ファミリー、若者はほとんど見かけなかったのだ。若い人が喜びそうな店が、小田原駅前には（メガドンキ周辺ですら）なかった - そこで涼んだ後、知人は「俺たち小田原人が集まる場所はここだけじゃないのよ」と言い、また散歩を再開した
コロナワールドから表の巡礼街道という幹線道路に出ると、少し右手にショッピングモールが見えた。シティモールであるじゃあここが中心軸なのかというと、それも違うらしい
知人とは西に向けて歩く。星乃珈琲店などのチェーン店があり、車は大渋滞を作っている
そこから北にトヨタのディーラーのわきを歩いて抜けると、ヨーカ堂が出現。そう、小田原ではヨーカ堂は駅前ではなく、道路沿いに突然ポツンとあるのだ - (´･ω･`)昔は小田原のゲーセンといえばファンタジアだったよ
- このヨーカ堂の中も、大勢の買い物客がいた
客層は老若男女という感じである。高齢者もいるが、若者が目立つことが気になった
通常首都圏のヨーカ堂では、日用品の買い物のための場所である以上ファミリ〜年配寄りで、若い人がわざわざ行く場所ではないはずだったからだ知人は言った「小田原のショッピングコースはここから先にあるんだわ」と
- (´･ω･`)あとゲームスポットサンっていう古き良き薄汚きゲーセンもあったよ
- ヨーカ堂の中をさらに抜け、また外に出る。すると地方都市にはよくある店外の青空駐車場の真ん中に
ちょっとした屋根のついた屋外店舗のある小路が出現し、そこを通行人が行き交いあってる。ペットショップではウサギがゲージからこちらをのぞいていて、チェーンのカフェでは茶をしばくマダムたちがいた
この小路を抜けると突然びゅんびゅんと煩い音がする。なんと新幹線の高架があり、それをくぐった先に別のモールがあったのだ - 高架を抜けた先にはなんと東宝シネマズのシネコンが出現した
ビックリした。シネコンといえば、さっきコロナワールドにもあったからだ
どうも知人曰く小田原には２つシネコンが近接し、それぞれを使い分けたり、映画好きの知人のようにハシゴして休日は楽しむという「小田原駅前に映画館はないの？」と聞いたところ
かつては駅前に昔ながらのミニシアターが数件あったがいまは皆無という。それらが潰れ、うち東宝映画館が拡大移転したのがここの東宝シネマズだということだった - そこから再びエスカレーターを上がりペデストリアンデッキを進む。すると目の前に「ダイナシティ」という大型モールが出現した
実はコロナワールドも、シティモールも、ヨーカ堂もメインではなく、小田原の現代商業空間の「本丸」はまさにここダイナシティだったというわけである - (´･ω･`)ところが今は駅の近くに小田原シネマ館っていうミニシアターがあるよ
- マジレスすると
東京都豊洲の千客万来と同じ万葉倶楽部がプロデュースしているから
日本人が行くことはまず無いだろうね - 穢多非人の小田原弾左衛門とか
北条こと伊勢さんとかのために行くやつっているの？ - 話長すぎ
女か？ - 畳って元民青の反日反社朝鮮人でしかも女だったのか
首都圏から最も近い地方都市「小田原」の街の課題に気づいたwww
VIP
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