【動画】アフリカが70年経っても発展しない理由がこちらwww

1. 石油依存の経済構造とフランスの影

石油依存: コンゴ共和国の経済は石油産業に大きく依存しており、2006年から2020年の平均でGDPの42%、輸出の60%を石油産業が占めています。

フランス企業との癒着: 1972年にフランスの国営石油会社エルフ・アキテーヌ（Elf Aquitaine）による採掘が始まりました。当時のコンゴ政府は石油を担保にエルフから融資を引き出す見返りに、採掘権を格安で譲渡し、同社は巨額の利益を得ました。

大規模な汚職: エルフ・アキテーヌは、契約の際にコンゴの政治家に対し、巨額の協力金や石油の販売価格に上乗せする形で裏金を海外口座に送金し、国のトップとその一族による大規模な汚職を助長しました。

2. 政情不安と内戦への関与

財政危機: 1980年代の原油価格暴落により、コンゴ共和国は深刻な財政難に陥り、債務が年間GDPの2倍近くに膨れ上がりました。

フランス離れへの対抗: 1992年にフランス離れを進めようとしたパスカル・リスバ大統領が誕生すると、エルフ・アキテーヌはこれに対抗。リスバと対立する軍事組織（コブラや忍者などの民兵）に資金と武器を提供し、1993年から1997年にかけての内戦の一因となりました。

独裁政権の復活: 結果、エルフ・アキテーヌにとって都合の良いサスヌゲソ大統領が1997年に政権に返り咲き、汚職と抑圧によって強固な権威主義的・超長期政権（計41年間）を築いています。

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