米国防筋「ロシアは戦闘要員の１０％以上をすでに喪失」

ロシア軍は、ウラジーミル・プーチン大統領がウクライナ侵攻のために派遣した戦闘部隊の10％以上を失ったと、国防総省の高官が火曜日に述べた。

ロシア軍の戦闘力は、1カ月も前に始まった戦争で初めて90％をわずかに下回ったと、この高官は情報評価を説明するために匿名を条件に語った。ウクライナとその周辺にいる15万人以上のロシア軍のすべてが戦闘部隊というわけではなく、多くは支援機能を提供している。

ロシア軍の地上部隊はウクライナ全土、特に首都キエフ周辺にほとんど停滞しており、最も近い部隊は市の中心部から約10マイル離れた場所に残っている。

同高官は、ウクライナの抵抗は迅速かつ軽快で、戦争で初めてロシア軍から地面を奪還しようとしていると述べた。

ウクライナ南部の包囲された港湾都市マリウポリでは、ロシア船が初めて海上から砲撃を行ったという。この砲撃は、ロシアがウクライナ軍に対して地上での苦戦を続けていることの表れであるように見える。ロシア軍の司令官は、都市を占領するために長距離砲撃に頼っているが、この戦術はしばしば民間人に犠牲を強いる結果となる。

ロシアはウクライナ軍に食料、燃料、武器を供給するのに問題を抱え続けていると、当局者は述べた。適切な防寒具がないため、凍傷になった兵士もいる。ロシアは海上で船舶に燃料を補給するのに苦労しているようだ、と同政府関係者は述べた。

日露戦争もだけどロシアの見通しの甘さは民族的なモンかね