ロシア、核兵器級の経済制裁のダメージで輸出するエネルギー資源輸出量が減り収入が2倍に上がってしまう。饅頭怖い

ロシア、ウクライナ侵攻開始以来、化石燃料の収入が倍増
石油、ガス、石炭の輸出により、2ヶ月で約620億ユーロを受領
https://www.theguardian.com/world/2022/apr/27/russia-doubles-fossil-fuel-revenues-since-invasion-of-ukraine-began

ロシアは、ウクライナ戦争が始まった2ヶ月の間に、EUへの化石燃料の販売による収入をほぼ2倍にし、数量が減少しても価格高騰の恩恵を受けている。

エネルギーとクリーンエアに関する研究センターが行った船舶の動きと荷物の分析によると、
ロシアは、侵攻が始まってからの2カ月間に、石油、ガス、石炭の輸出から約620億ユーロを受け取っている。

EUの場合、昨年通年の約1,400億ユーロ、1カ月に約120億ユーロの輸入があったのに対し、この2カ月間の輸入額は約440億ユーロだった。

ロシアからの輸出は戦争と制裁によって減少したが、
ガスの供給源としてのロシアの優位性は、供給を絶つことが、コヴィド19の大流行からの世界経済の回復に伴う供給不足ですでに高かった価格を上昇させただけであることを意味している。
CREAのデータによると、ロシアから外国港への原油出荷量は、侵攻前の1月と2月に比べ、
4月の最初の3週間で30％減少している。

しかし、ロシアは石油とガスの価格を上げることができるようになったため、
制裁と輸出規制があるにもかかわらず、国営企業を通じてロシア政府にほぼ直接流れる収入は増加している。
ロシアは事実上、EUを罠にはめ、さらなる規制によって価格をさらに引き上げ、
EU政府の最善の努力にもかかわらず、その収入を圧迫しているのである。