プーチン大統領がウクライナの港湾からの輸出を保証→小麦の価格が2ヶ月ぶりの安値に下落。ありがてぇ

プーチン大統領によるウクライナの港湾保証で穀物価格が10％下落
https://21stcenturywire.com/2022/06/05/grain-prices-drop-10-after-putin-assurances-on-ukrainian-ports/

ウクライナの輸出に関するロシア大統領の発言を受けて、2ヶ月ぶりの安値に下落した。

ウラジーミル・プーチンは今週、世界の小麦市場に強力な価格シグナルを発し、
キエフが協力すれば、ウクライナの港からの世界の穀物出荷を促進することを確約したのである。

ロシアのプーチン大統領が、ロシアが支配する黒海の港を通じてウクライナの穀物を安全に輸出することを約束したことを受けて、世界の穀物価格は4月の水準まで下落した。

シカゴ商品取引所のデータによると、小麦は金曜日に1ブッシェル（27.2kg）あたり10.4ドルで取引されていた。
これは4月7日に1ブッシェルあたり10.2ドルで提示されて以来の安値であり、5月中旬のピーク時から10％下落している。

家畜の飼料用トウモロコシの価格も今週は下がり、1ブッシェルあたり7.27ドルまで下がりました。

穀物価格は先月、ロシアの継続的な軍事作戦によってウクライナの穀物輸出が買い手に届かなくなるのではないかという懸念から上昇した。
西側諸国はロシアが輸出を妨げていると非難したが、モスクワは繰り返し、自分たちに非はなく、
キエフ軍によって設置された機雷のためにウクライナの穀物を運ぶ船が港から出られないのだと表明している。
プーチンは金曜日、出荷を妨げているのはロシアの責任ではないと再び述べ、船の通行を支援することを約束した。

「ウクライナの穀物の輸出に関しては、我々は干渉しない…港への通路に機雷を設置したのは我々ではない。ウクライナが設置したのです。
私はすでに何度も仲間全員に言っている。
[ウクライナは地雷を撤去し、穀物を積んだ船の出港を許可すべきです。私たちは、何の問題もなく平和的に通航できることを保証します]と、
プーチン大統領はテレビ局「ロシヤ24」とのインタビューで語った。

また、ロシアの支配下にあるベルディアンスク港やマリウポリ港、ドナウ川を経由し、ハンガリー、ポーランド、ベラルーシを通るなど、
穀物を輸出する方法は他にもいくつかあると指摘した。

ウクライナの穀物の行方を心配する声は、ここ数週間、特に貧しい国々で食糧難と飢餓を警告する声につながっている。
イタリアの農業生産者を代表する団体Coldirettiによると、ウクライナの船ができるだけ早く港から移動できるようにする必要があり、
特に国内の倉庫がまもなく新しい収穫物を収容する必要があるためです。

「黒海の港から船が出るということは、輸出用の小麦、大麦、トウモロコシなど2000万トン以上の穀物が保管されているウクライナの倉庫が空くということだ。

ウクライナは世界の小麦輸出国の中で6位にランクされている。
ロシアとウクライナを合わせると、世界に輸出される小麦の30％近くを供給している。
Coldirettiによると、エジプト、トルコ、バングラデシュ、イランなどの国々は、小麦の60％以上をロシアとウクライナから購入しており、
レバノン、チュニジア、イエメン、リビア、パキスタンも両国からの供給に大きく依存しているとのことです。

ウクライナ「ロシア軍がやった！」
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