国交省「統計不正調べた結果、眞の値は永遠にわかりません😤GDPへの影響は今から調べます」😨！？

統計不正、半年で見えた隠蔽の実態　「真の値は永遠にわからない」
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ6G5TYWQ6CULZU00H.html

　国土交通省による統計不正問題が、朝日新聞の報道で発覚してから15日で半年。これまでに、同省が行っていた不正や隠蔽（いんぺい）工作の実態のほか、兆円単位で統計が過大になっていたことが明らかになった。一方、不正による影響の全容はまだ調査中で、国内総生産（GDP）への影響の計算もこれからだ。（米田優人、柴田秀並、小寺陽一郎）

無断書き換え・二重計上…いまわかっていること
　「政府の説明責任を果たすために重要なものであり、民主主義の根幹であると思う」。不正発覚後の昨年12月、国の統計について岸田文雄首相は国会でこう語った。その後、首相の指示で行われた有識者らによる検証などから判明した事実はこうだ。

　「建設工事受注動態統計」のデータの無断書き換えは2000年に始まった。建設業者から遅れて提出された調査票の受注実績を最新月に合算するよう、都道府県に指示。過去のデータを消しゴムで消し、書き換えさせていた。20年1月には会計検査院から指摘を受け、都道府県に書き換えをやめさせたが、本省で続けた。計算ルールが変更された13年4月からの8年間は、二重計上が生じて統計が過大になっていた。

　書き換えは紙の調査票だけでなく、オンラインで申請された電子データにも及び、04年から17年間にわたり本省で行われていた。

　国交省の現場職員からは再三疑問の声が出ていたが、是正されることはなく、隠蔽工作のような行為が繰り返された。第三者らの検証委の報告書は「二重計上の問題が表沙汰にならない形で収束させようとした」と指摘した。