Z世代「就活で「は？私を知らない？」と強気で臨んだら引っ張りだこに」氷河期「ひっぱたきたい。なんだこの生意気な感じ！」

　元衆院議員でタレントの杉村太蔵（４４）がＭＣとして１４日放送のＴＯＫＹＯ　ＭＸ「バラいろダンディ」（月～金・後９時）に出演。売り手市場の現在の就職戦線に怒りをあらわにした。

　就職面接でのある就活生の「別に御社じゃなくてもいいんです」、「は？　私を知らない？」などと強気で臨むようにしたら、各社から引っ張りだこになったという、あるＸ（旧ツイッター）の投稿が話題になっていることを紹介。

　この件について聞かれた杉村は「いや～っ、就職氷河期を生きてきた人間からすると、こんなこと言ってる若いヤツは本当、ひっぱたきたくなるね。なんだ、この生意気な感じ」と本音をむき出しに。

　「なんなの？　僕らは３０社、４０社受けても内定が出なくて。いや～、思い出しますけどね。僕は大学を中退してるんで、本当に仕事がなくて。名前は言えないですけど、ローカルの地元の旅行代理店が年齢、性別、学歴、経験不問でツアーコンダクターを募集してたんです。これ、いいなと。ちょっとした飲み会だったら、これほど座持ちのいい男もいないし。なんだったら、『昔からツアーコンダクターになりたかったです』って書いて送ったら、私、年齢、性別、学歴、経験不問のこの募集、一次審査で落ちたんです」と苦い経験を回顧。

　「人間ね。年齢、性別、学歴、経験不問で求人広告に『猫の手も借りたい』みたいなこと書いている会社に『ご縁がありません』って言われたら、本当に自分はこの世に必要とされてないんじゃないかって（思ってしまう）」と語ると「本当ね。なんちゅう生き方するのかなって。いや～、久しぶりに頭来た！」と怒りを明かしていた。

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