ジャップオス（49）仕事のストレスで電車の中で女子高生を痴漢。受験シーズン「遅刻したくない」と被害を申告しづらい受験生の心理も

通学中の女子高校生に電車内で性的暴行を加えたとして49歳の飲食店従業員が警視庁に逮捕されました。警視庁は受験シーズンを前に駅などで痴漢に対する警戒を強化するとともに、周囲に受験生を守る行動をしてほしいと呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240110/k10014315951000.html

逮捕されたのは、埼玉県八潮市の飲食店従業員、峯岸和広容疑者（49）で、警視庁によりますと、去年9月、京成線の電車内で通学中の女子高校生に性的暴行を加えた疑いが持たれています。

当時、車内は朝の通勤通学の時間帯で混雑していて、乗客が容疑者を取り押さえて駅員に引き渡そうとしたところ、走って逃げたことから警視庁が行方を捜査していました。

調べに対し、容疑を認めたうえで「仕事のストレス解消と性欲の発散のためだった。2年前から50件ほど痴漢をした」などと供述しているということで、警視庁は痴漢目的で満員電車に乗車していたとみて調べています。

一方、まもなく始まる受験シーズンでは「遅刻したくない」と被害を申告しづらい受験生の心理につけ込んだ痴漢の被害が懸念されています。

警視庁は主要な駅などで警戒を強化するとともに、痴漢を見つけた際には周囲が声をかけるなど受験生を守る行動をしてほしいと呼びかけています。