196cmの女性がバレーボール日本代表入り 彼女からしたらほぼ全日本人がホビットだろうな

小林エンジェリーナ優姫が日本代表入り　日本国籍を持つ１９６センチの米国大学院生／バレー（サンケイスポーツ）
https://news.yahoo.co.jp/articles/a680fe0d5d7224a73dfbf38f42b7ace1d09329b3

日本バレーボール協会は８日、東京都内で会見し、今月末に開幕する国際大会・ネーションズリーグに臨む女子日本代表の登録候補２５選手を発表。歴代の日本代表で最長身となる１９６センチのミドルブロッカー（ＭＢ）、小林エンジェリーナ優姫（ゆき、２３）＝ウィスコンシン大グリーンベイ校大学院＝が初めて日本で公の舞台に登場し、チームへの貢献を誓った。

日本でのお披露目となった小林。他の選手と並ぶと高さが際立った。

「自分の強みは高さを生かしたブロック。きついときもみんなを笑顔にしたい」。３月の代表候補４０人の発表までは無名だった。真鍋政義監督が日本国籍で背の高い選手が米国にいるとの情報を昨年１１月に得て、映像をチェック。２月のユニバーシアード代表合宿に呼び、プレーを確認してＡ代表に誘ったという。

「ビックリでした」と小林。今春の大学院修了を前に、１月には企業の面接を受けるなど「日本語を生かして、米国の日本企業に入れればと思っていました」。高校から始めたバレーは終わりと考えていたが、人生計画が変わった。

初体験の日本バレーは「（米国と違い）テンポが速くて、ブロックもどこに付けばいいのか分からないくらい」と驚きを隠せない。真鍋監督は「米大学リーグは選手交代を１６回できるそうで、彼女はこの２、３年、サーブを打ったことがないそうです」と苦笑する。

サーブ強化を課題とするチームにあって課題は多いが「ブロックやスパイクを任せてもらえる選手になりたい」と小林。持ち前の明るさで日本代表の主軸を目指す。（只木信昭）

■小林　エンジェリーナ優姫（こばやし・えんじぇりーなゆき）

１９９９（平成１１）年１２月１０日生まれ、２３歳。米イリノイ州シカゴ市出身。ノーザンイリノイ大－ウィスコンシン大グリーンベイ校大学院在学中。高１ですでに１９６センチあり、教師に勧められてバレーを始めた。身長１９６センチ、体重８０キロ、最高到達点３１４センチ。家族は両親と妹。父のジェフ・グロモス氏は身長２０３センチの元バスケットボール選手で、トヨタ自動車でもプレーした。