アメリカ政府、ウクライナにロシア領内への長距離攻撃を許可。今後はモスクワまで届くにミサイルの共用も開始

今週、無人偵察機がロシアのクルスク地方の飛行場を攻撃した。
AP
マイケル・エバンス、マーク・ベネッツ
2022年12月09日（金）14時45分配信 タイムズ紙
プーチン大統領がキエフの重要インフラに対して複数のミサイル攻撃を行ったことを受け、国防総省はウクライナのロシア国内の目標に対する長距離攻撃を黙認した。

10月に民間人に対する連日の攻撃が始まって以来、米国防総省はウクライナ戦争に対する脅威の評価を改訂してきた。重要なのは、キエフへの武器輸送がロシアとNATOの軍事衝突につながるかどうかという新しい判断が含まれていることだ。

これは、9カ月に及ぶウクライナとロシアの戦争に大きな進展があったことを意味し、ワシントンはより長距離の武器をキエフに供給する可能性が高くなった。

アメリカの国防関係者はタイムズ紙に、「我々は相変わらずエスカレートする計算をしているが、エスカレートの恐れは当初とは変わってきている」と語った。「今は違う。というのも、戦争の計算が

続きを読む
デジタル・アクセスが無制限で楽しめます。

ウクライナに対して、全面戦争出来る口実にもなるぞ