自民党議員の妻が何者かに殺害される　長野

県議会議員の妻死亡 事件に巻き込まれたか 塩尻
09月29日　18時33分

２９日朝、塩尻市にある長野県議会議員の自宅で、この家に住む４０代の議員の妻が死亡しているのが見つかりました。
警察は、現場の状況などから事件に巻き込まれた疑いがあるとみて捜査しています。

２９日午前７時ごろ、塩尻市塩尻町の長野県議会の丸山大輔議員の自宅で、議員の妻が倒れているのを家族が見つけ、消防に通報しました。
消防などが駆けつけたところ妻は心肺停止の状態で、その場で死亡が確認されました。
丸山議員は塩尻市選挙区選出で、関係者によりますと、２９日の定例県議会の本会議で一般質問を行う予定だったため、２８日夜は長野市の議員会館に宿泊していたということです。
これまでの調べで、妻の体にはすり傷があるということで、警察は現場や遺体の状況から、事件に巻き込まれた疑いがあるとみて捜査しています。
現場の住宅は議員が経営する酒造会社の店舗と併設されています。
近くに住む８０代の男性は「親切で人付き合いのいい女性だった。酒造会社の販売イベントで付き合いがあったが、トラブルがあったという話は一切聞いたことがなかった」と話していました。
また、６０代の男性は「今月２１日の午後に会ったが、その時は元気だった。若いのに突然亡くなったと聞いて驚いている」と信じられないという表情で話していました。
８０代の女性は「今朝５時半くらいに、救急車が来て近くに止まっていた。奥さんが子どもと散歩していた時に挨拶したことがある」と話していました。
丸山議員の運転手から連絡があったという、塩尻市の小口利幸市長が、議員の自宅近くを訪れ、「丸山議員の妻が何らかの理由で亡くなったという話を聞いた。今でも亡くなったことが信じられない」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20210929/1010020038.html