東京都民さんにコンビニ並みの狭さの激安スーパー｢まいばすけっと｣が大人気！！何がそんなにいいのか都民モメン教えろ！！

入ってみると、麦茶（500ml）が58円（税込62.64円）だったり、食パン（「朝の定番食パン」６枚入り）が98円（税込105.84円）というあり得ない安さで売られていて、本当にびっくりした。

安すぎて、商品のクオリティは大丈夫なのか。安さが売りなのだろうが、逆に怖くなって最初の来店時には買う勇気がなかった。
ようやく何度目かの来店時に、麦茶を購入した。以来、頻繁に使っている。

店構えはコンビニに似ているが、中身は激安スーパー。そのチェーンの名を「まいばすけっと」という。小売業界では「コンビニキラー」と言われている。

なぜ、「まいばすけっと」は出店攻勢が続いているのか。そのシンプルすぎる経営戦略を読み取っていきたい。

何が「シンプルすぎる」のかといえば、徹底的なローコスト・モデルということだ。
店舗に入るとわかることだが、箱に商品が入ったまま陳列されていたり、1商品あたりのストックが非常に多い。
既存のコンビニは、商品数が多く、また店舗スタッフによる小まめな商品の発注を繰り返している。トラックが1日に何度も店舗に商品を運び入れている。

しかし、「まいばすけっと」は、商品のアイテム数を徹底的に絞り、厳選された商品を多めに置いておくことで、スタッフによる欠品補充の手間を省いているのだ。商品の運び入れは1日に1回しかない。

根本的な戦略の違いとして次のようなことが言えるということだ。

１、コンビニは、顧客ニーズに最大限を応える。顧客満足度の最大化でもある

２、「まいばすけっと」は、低コスト・低価格路線を突っ走る。とにかく安いのだ

「まいばすけっと」とコンビニで共通しているのは、ドリンクコーナーが入り口から一番離れた奥にあることとドミナント戦略だろうか。
やはりお客の多数が、ドリンクを購入するために来店しているとみられ、奥に顧客を歩かせてから、その道すがらの商品群で衝動買いを狙っているようだ。

しかし、「まいばすけっと」で売られているイオンのプライベートブランド「TOPVALU」の食品の品質に疑問を呈する人たちも多い。

筆者も冒頭で購入した麦茶であるが、一度口にして以降、なんとなく購入は控えている。代わりに、その隣で売られている日本の大手飲料メーカーの麦茶を購入することにしている。

プライベートブランドよりは値段は高いが、コンビニや自販機よりも安いのが、筆者が「まいばすけっと」をリピートする魅力だ。
とにかく安いものが欲しいという人もいるだろう。「まいばすけっと」を気にいるか否かは使い方次第というところだろう。

そのうち省スペースを利用した日本独自の小売店とかホルホルしそうｗ